ルムジェブ注リリーさんから発売!超速効型で添付文書より特徴や使い方まとめ

心血管疾患

薬剤師のしぐです。

今回は3/25に販売承認を得、さらに6/17に発売された超速効型インスリンアナログ製剤である新規インスリンリスプロ「ルムジェブ注」についてです。

添付文書に加えて、インタビューフォームも絡めて使い方や薬効、薬価についてまとめていきます。

ルムジェブ注は、イーライリリーさんから発売になる予定ですが、以前紹介したノボさんから発売された「フィアスプ注」についてはコチラ!

他インスリン関連の内容も貼っときます。

ではでは、さっそくルムジェブ注について添付文書をもとにまとめていくよー

ルムジェブ注とは

ルムジェブ注は、既存のインスリンリスプロ〈ヒューマログ注〉の有効成分に添加剤トレプロスチニルナトリウムを加えることで皮下からの吸収を速めたインスリン製剤です。

フィアスプ注も同じ感じでした。既存のノボラピッド注に、ニコチン酸アミドを添加することで吸収速度を早めています。

ルムジェブ注の有効成分名

インスリン リスプロ(遺伝子組換え)

ルムジェブ注は、既存薬であるヒューマログ注と全く主同成分になります。

添加剤に、トレプロスチニルナトリウムとクエン酸ナトリウムを加えることで投与後初期の吸収を速め、血糖降下作用の発現をより速めた薬剤になります。

ルムジェブ注の適応・効能効果

インスリン療法が適応となる糖尿病

1型糖尿病でも、2型糖尿病でも、どちらにも使用可能ですね。

ルムジェブ注の特徴

既存の超速効型インスリンよりも皮下からの吸収を速めた新規の超速効型インスリンアナログ製剤「ルムジェブ注」。

既存薬であるヒューマログ注に比べて最高濃度の50%に達する時間で13分曝露持続時間で88分の短縮を実現した製剤。

要するに、もともと効き目の早いヒューマログ注の効き目をもっと早くしたってことですね。

健康な人のインスリン分泌により近いインスリン動態を再現することに成功したんだとか。

ルムジェブ注の用法用量

通常、成人では1回2~20単位を毎食事開始時に皮下注射するが、必要な場合は食事開始後の投与とすることもできる。ときに投与回数を増やしたり、持続型インスリン製剤と併用したりすることがある。

投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量としては通常1日4~100単位である。

(「ルムジェブ注」100単位/mLのみ)必要に応じ持続皮下注入ポンプを用いて投与する。

ルムジェブ注は通常、成人では1回2〜20単位を毎食開始時に皮下注するが、必要な場合は食事開始後に投与することも可能

皮下からの吸収が速いことで食事開始後に投与することも可能になっています。

食事開始時に投与する場合は食前2分以内、開始後に投与する場合は開始後20分以内に投与する。

 同薬の承認は、主に2件の国際共同第Ⅲ相試験での有効性および安全性の結果に基づいています。

この試験では、インスリングラルギンまたはインスリンデグルデクとの併用下における26週時点のHbA1c値について比較し、ルムジェブ注のヒューマログ注に対する非劣性が確認されました。

また、食後血糖値上昇の抑制についても、食事負荷試験の食後1時間および2時間ともに優越性が示されたようです。

ルムジェブ注の規格

  • ルムジェブ注ミリオペン
  • ルムジェブ注ミリオペンHD
  • ルムジェブ注カート
  • ルムジェブ注100単位/mL

の4種類が発売になる予定です。

この記事内に全ての製剤写真挟んでるのでみてみてね。

この記事で「カートリッジ」についてと、「ミリオペンHD」についてまとめてるので、使い方等疑問がある人は確認してみてください〜

ルムジェブ注の添付文書

各規格・キットごとの添付文書がまとめられているリリーさんのサイトがコチラ
https://www.lillymedical.jp/ja-jp/diabetes/lyumjev/lyumjev_sub_index

ルムジェブ注のインタビューフォーム

もろもろ、添付文書では書ききれない情報があるインタビューフォームがコチラ
https://www.lillymedical.jp/assets/ja-jp/documents/LUM_IF.pdf#search=%27ルムジェブ+インタビューフォーム%27

通常添付文書しか目を通さない薬剤師さんが多いので、インタビューフォームを見ておくと結構一つ上の知識が得られますよね。

オススメです。インタビューフォーム。

ルムジェブ注の空打ち等、使い方と取扱説明書

手技的な部分はヒューマログ注と全く一緒。同じミリオペンだからね。

ルムジェブ注の空打ちも安定の2単位

取扱説明書も貼っときます。使い方で特に気になるところはなかったですね。

今のところ、こんな感じですね。

ルムジェブ注の発売日

2020.6/17発売!!

なかなかメーカーさんも活動自粛で、新しい情報が入ってこない現状ですが、ルムジェブ注の発売日が決まりました!

店舗で開催予定していた勉強会も中止になったりであまり有益な情報が得られなかったりしますが、これからも新しい情報を発信できるように頑張ります!

これまでの内容で分かる方も多いかとは思いますが、一応最後に説明しておくと、

現状【超速攻型インスリン】といえばこの2つ。

  • リリーさんのヒューマログ
  • ノボさんのノボラピッド

今後、両薬剤の改良版が出ることになるため

  • リリーさんのルムジェブ
  • ノボさんのフィアスプ

になるってことですかねー。

インスリン製剤の保管について

以前リリーさんからいただいたことのある「インスリン製剤の保管について」のお知らせがコチラです。

ポイントはこの2点!

  • 30℃以下の室温で保管
  • 直射日光を避ける

インスリン製剤全般での注意点ですね

低血糖時の対応等まとめた内容がコチラ!

GLP-1作動薬の「トルリシティアテオス」の内容がコチラ!

ではではーしぐでしたっ

最後に紹介したいのがコチラ!

最近自分が気に入ってるレシピプラス糖尿病治療で用いられる注射剤特集

インスリンから GLP-1作動薬の各デバイスの使い方や、プレフィルド製剤の使い方までまとめてくれています。

薬についての説明に加えて、使用方法についても説明が必要になる注射製剤。

とてもわかりやすく、詳しくまとまってるのでとてもオススメです!!

コメント

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