リリカ待望のジェネリック:GE発売決定!プレガバリン〈リリカ〉の薬価や発売日

薬剤師のしぐです。

2020年の6月は、ホントに、ホントーーに大型の医薬品でのGE発売が多かったです。
特に、AGね。オーソライズドジェネリッックの、AG。

とりあえず、2020.6発売のGEでまとめてある分がコチラ!

ここまでAGが増えちゃうと『どのGEがAGなんだっけ、、、?』ってなりますよね?

この際、名称内に「AG」の文言を入れていただきたいですよね。

セレコキシブ錠100mg「ファイザーag」みたいな?

、、、そう言われると、どこにAGをつけたらいいのか難しかったりするかも。

と、いうわけで。今回はプレガバリン〈リリカOD錠〉のGE発売について!

薬価、販売会社、オーソライズドジェネリック:AG発売の有無、苦味の改善等々。

プレガバリン〈リリカ〉だからこその、気になることがたくさんありますよね〜

とりあえず、わかっている範囲でまとめていきます!

プレガバリン〈リリカOD錠〉の製造販売承認取得

今回自分の薬局に第1号で製造販売承認のご案内をお持ちしてくれたのがDSEPこと「第一三共エスファ」さんでした。

こういった初動の速さ。自分は結構重要視します。

情報社会ですからね。とりあえず、こういった動きがあることだけでも前もってわかっていると、いろんなことに対応する心構えや準備ができますからね。

プレガバリン〈リリカOD錠〉の発売日

2020年12月

上記案内にも記載のある通り、リリカのジェネリックであるプレガバリンの発売日は2020年12月を予定しているようです。

プレガバリン以外にも、リバスタッチパッチとイクセロンパッチのGE、メマリーのドライシロップのGEも発売になるようですね〜

プレガバリン〈リリカOD錠〉GEの薬価比較

これはまだ未定なので、なんとも言いにくいですが、、、

前回2020.6発売のGEは正直破格の薬価設定になっています。そこも踏まえて、、、薬剤師しぐの予想がこちら。

プレガバリン〈リリカOD錠〉と〈後発品〉薬価比較【0.5かけ】

25mg75mg150mg
リリカOD錠65.2円/錠108.8円/錠149.6円/錠
プレガバリンOD錠32.6円/錠54.4円/錠74.8円/錠

予想ですからね!!あくまで、予想。

プレガバリン〈リリカOD錠〉と〈後発品〉薬価比較【0.28かけ】

25mg75mg150mg
リリカOD錠65.2円/錠108.8円/錠149.6円/錠
プレガバリンOD錠18.3円/錠30.5円/錠41.9円/錠

2020.6発売のセレコキシブ〈セレコックス錠〉でも紹介してます。この【0.28かけ】になる理由。下記に再度記載してみますが、このプレガバリン〈リリカOD錠〉にも適応される可能性は十分あるんじゃないかと予想されますからね。

後発品薬価は基本的に先発品薬価の0.5掛け(=50%)で算定される。
ただ、内用薬について、組成、剤形区分、規格が同一の後発品の銘柄数が10を超えた場合は0.4掛け(=40%)となる。先発品に新薬創出等加算が適用されている場合は、先発品薬価からこれまでの新薬創出等加算分を差し引いた上で0.5掛け、0.4掛けする。

と、いうわけで、このセレコキシブも先発品のセレコックス錠から新薬創出等加算分を差し引いた上で0.4掛けした薬価となります。

セレコックス後発品は21社43品目が発売されました。

作用機序でみると類似薬は現在ミロガバリン〈タリージェ錠〉くらいだし。

十分このプレガバリン〈リリカOD錠〉にも適応されておかしくないよね。支払い金額差が大きいと、結構今まではGE変更を断っていた患者さんでもGE変更可に変更になることが多々ありますからね。

これが適応になったら、スゴク、安い!!これはGE選ぶでしょう。皆さん。

予想です!!ホントに。平凡な薬剤師の、勝手な、なんの根拠もない予想。

プレガバリン〈リリカOD錠〉「ファイザー」によるAG発売の有無

誰しも気になる、AG発売の有無。

自分の考えでは、AGの発売はあるでしょう!!

いや、誰しもが考えますよね。「ファイザー」さん。GE市場にも力を入れているようなので、ココを逃すわけがない。

ココは調査中です。決定次第更新します!

そして、2020.10後半になりついにこの情報が出てきました!!AGの発売。

まとめてるので、みてみてね。

プレガバリン〈リリカOD錠〉の製剤写真「DSEP」

今回案内をいただいた第一三共エスファさんの「DSEP」のものがコチラ。

テーマカラーは統一してくれてて良いですねー。色で覚えてる患者さんも多いですからね。

プレガバリンOD錠25mg「DSEP」

黄色ね。プレガバリンもリリカも、25mgは黄色。

プレガバリンOD錠75mg「DSEP」

ムラサキ。プレガバリンもリリカも、75mgはムラサキ。オシャレだよね。

プレガバリンOD錠150mg「DSEP」

青です。プレガバリンもリリカも、最大規格の150mgは、青。

プレガバリンの苦味について

さて。プレガバリン〈リリカ〉は発売当初リリカカプセルでの販売のみでした。

品質改良にて、リリカOD錠が発売されました。OD錠の発売で、患者さんへのメリットしかない!と思っていたら、、、苦味がデメリット。苦味でOD錠は服用できず、カプセルを希望される患者さんも多数。という少し困った医薬品。

コンプライアンスを考えて、プレガバリンでもリリカOD錠ではなく、わざわざリリカカプセルを処方する医師も多いくらい。結構問題になってます。リリカの苦味。

今回のプレガバリンでの後発品販売。OD錠限定での発売ということで、この苦味に対してどう対応するのか。気になるところです。

と、思っていたのですが。

このプレガバリン。なんだかカプセルでの発売もあるというウワサが入ってきました!!現在確認中ですので、しばしお待ちください。

そして、ファイザーさんへの確認ができました!!

ファイザーさんからカプセルでのGE発売はないとのことでした。

ここは、各メーカーさんに確認、調査していきたいと思います!随時更新します。

今回はこんな感じ。

まだまだ薬局の売上、利益の柱となる後発品調剤体制加算。

しっかり対応していきましょう!!

ではではーしぐでしたっ

コメント

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