プロスタンディン軟膏!褥瘡に用いる外用薬を理解しようシリーズ③

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薬剤師のしぐです。

今回はプロスタンディン軟膏についてまとめます。

何を隠そう、褥瘡治療薬が苦手な薬剤師しぐ。

これまで在宅医療への関わりがあまりなく、触れてこなかったところが大きいのですが、、、。

ここ数ヶ月、在宅患者さんへの関わりが深くなってくる事案が多くなってきたので、今回は改めてこの褥瘡治療薬についてまとめていこうかと思います。

第3弾として、プロスタンディン軟膏!!

シリーズとして、簡単に他薬との比較や特徴をまとめていくので、逆に「こういった特徴もあるよ」とか、「こういったところがポイントだよ」というご意見あれば、教えてください!!

シリーズ第1弾はコチラの亜鉛華軟膏です。

シリーズ第2弾は、アズノール軟膏。

第4弾の、オルセノン軟膏。

第5弾の、ゲーベンクリームがこちら

どちらもよく見かける軟膏剤ですが、今回からは「まさに褥瘡治療」という外用剤になっていきます。

プロスタンディン軟膏とは

アルプロスタジルアルファデクス

PGE1(プログラスタンジン)製剤です。

リマプロストアルファデクスや、ベラプロストアルファデクス、ラタノプロスト、オミネデパグイソプロピルなどなど、このプロスタグランジン製剤は結構使用用途が幅広いですね。

アルプロスタジルアルファデクス〈プロスタンディン軟膏〉の用法用量

潰瘍周囲から潰瘍部にかけて消毒・清拭後、1日2回ガーゼ等にのばして潰瘍部に貼付、または潰瘍部に直接塗布しガーゼ等で保護

これまでの褥瘡治療外用剤と比較して、すごく細かく用法用量が記載されています。

まあ、要点としては1日2回が標準の使い方ってことですね。

実際に処方される患者さんは「褥瘡」「火傷」といった印象です。

処方理由が褥瘡であれば「肉芽組織の盛り上がりが少ない赤色期・白色期の褥瘡」への使用となります。

アルプロスタジルアルファデクス〈プロスタンディン軟膏〉の作用機序

プロスタグランジン(PGE1)軟膏で、潰瘍部位の局所血流・循環を改善し、血管新生作用による肉芽形成及び表皮形成を促進する。

アルプロスタジルアルファデクス〈プロスタンディン軟膏〉の特徴

薬剤師しぐが考える最大の特徴が「原則1日10gを超えない」ですかね。

塗布量が増えるにつれて、血圧や脈拍異常などの副作用に注意が必要となってくるため、大量投与は可能な限り避ける必要があります。

基剤が親油性のプラスチベース(ゲル化炭化水素)であり、粘性が強く皮膚への密着効果・保湿・保護効果も高く、逆に刺激は少ないため使いやすい。

簡単に要点をまとめると

  • 局所血流改善作用により血管新生・肉芽形成促進
  • 原則1日10g以上使用しない
  • 保湿・保護効果は高く、刺激が少ない
  • 肉芽の盛り上がりが少ない赤色期・白色期の褥瘡に用いる

こんな感じです。

大学病院門前で高度な薬学管理を学び、専門医療機関連携薬局として頑張っていましたが、やはり在宅業務は現代の調剤薬局では必須な項目となっているようです。

これまでまとめたことのある皮膚科関連の内容がコチラ!

ではではーしぐでしたっ

コメント

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