エイベリス点眼液について!使用法や注意点、薬価。実際の使用患者からのご意見もご紹介

その他

薬剤師のしぐです。

今回は、2018.12に発売したエイベリス点眼液について!

まだ新薬なので、処方制限があります。そして、高額!!

使用患者も数名しかいないですが、そんな中いただいた貴重なご意見、その対応について簡単にご紹介しますね〜〜

エイベリス点眼液0.002%の概要

成分名

オミネデパグ イソプロピル

オミネデパグをプロドラッグ化するためにイソプロピルエステル体にしたらしい。

効能効果

緑内障、高眼圧症

エイベリス点眼液の作用機序

世界初の、PGE2の受容体の中でも選択的EP2受容体作動薬。EP2受容体刺激作用により、繊維柱帯流出路およびぶどう膜強膜流出路を介した房水流出が促進されることにより、強力かつ安定した眼圧低下作用を示す。

EP2受容体は、プロスタグランジン受容体のサブタイプのひとつってことですね〜。

用法用量

1日1回、1回1滴

エイベリス点眼液の保管方法

遮光、2〜8℃保存

開封後は添付の遮光投薬袋に入れ、1ヶ月以内であれば室温保存可

↑これは添付文書にも書いてるけど、メーカーは推奨しないんだとか。安定性試験で大丈夫だったから、大丈夫ではあるんだって。

禁忌

●無水晶体眼または眼内レンズ挿入眼の患者
(黄斑浮腫、それに伴う視力低下及び視力障害を起こす恐れがあるため)

●タフルプロスト(商品名:タプロス点眼液)を使用中の患者
(機序不明だが、中等度以上の羞明、眼炎症が高頻度に認められたため)

無水晶体眼・眼内レンズ挿入眼の患者については、どちらも白内障手術が関係してくるので白内障手術の既往を確認する必要があるってことですね!

意外と眼内レンズ挿入眼の患者に使用されていたりで注意喚起がされてます。

タプロス点眼と併用禁忌!も覚えとかないと、、、うっかり一緒に出ることもありそうですもんね、、、、。気をつけよっ

注意点

コンタクトレンズをつけている場合には、レンズを外してから点眼し、15分以上経過してからレンズをつけること!

点眼後、一時的に目がかすんだりまぶしく感じたりすることがあるので、その症状が回復するまで自動車運転等は行わないこと!

まあ、ありきたりな感じですね。

エイベリス点眼液の薬価

1mlあたり951円

1mlあたり!!ですからね。1本あたりで2377.5円てことですね。

これ系のお薬は高いですよねーしかし。

1箱5本入れでも12000円くらいしちゃう。

ちゃんと継続してくれるかなー。不動在庫とか困っちゃうよねーこれ。

実際の使用患者さんからの意見

やはりそれなりに眼圧は下がってるみたいです!
しっかり効き目があるってことですねーーーー。

気になったご意見が、

患者さん
患者さん

点眼後、数滴分くらい容器の先端から逆流?するように溢れてきちゃうんだよね。元が高いお薬だし、もったいないよね。あと、先生から2本までしか出せないと言われてるのにこれだと次回までもたないんだよ。

ほうほう。それはまた初めて聞くご意見。

メーカーさんに聞いてみました。

メーカーさん
メーカーさん

そういったご意見は何件かいただいてます。
考えられる原因としては、使用の際に冷所から常温に戻ること、使用する際持っていただく手の体温で容器内の空気が膨張し、それで容器先端付近の点眼液を押し出して溢れさせてしまっているということが考えられます。
対応としては、開封後1ヶ月は室温保管での安定性は確認されてますので開封後は室温で保管していただくということ。

12月から処方制限もなくなるので、12月以降は少し多めに処方していただけるといいかと、、、。

ふむふむ。多めに処方っていう2つ目の対応は置いといて、1つ目の対応についてはまあ理にかなってるのでいい感じ。と言っても、これまでキサラタンやザラカムではこんな意見聞いたことなかったけど、、、

ってか何件かご意見いただいてるなら改善しなきゃいけないのでは??
目薬業界の最大手でしょうよ参天製薬さん。

とりあえずはこの対応を患者さんにお伝えし、ご納得いただきました。

エイベリス点眼液についてまとめ

と、いうわけで、今回お伝えしたかった要点だけ!

  • 作用機序は世界初EP2受容体刺激
  • 冷所保管。開封後は遮光にて1ヶ月は室温保管可(メーカー非推奨)。
  • 薬価2377.5円/本
  • 冷所から取り出してすぐ使用すると、気温と体温で中の空気が温まって逆流しちゃうことがあるよ。なので少し常温においてから使用するか、いっそのこと開封後は室温保管。

今回はこんな感じですねーーー。

12月で処方制限が解除になれば、もっと使用患者が増えてくるのかな?

カリーユニ 点眼液を調剤する際の注意点について

以前書いたアゾルガ点眼液の供給不可について

ではではーーーしぐでしたっ

コメント

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