アーガメイトとカリメートの違いは?味・飲み方・ロケルマ・ビルタサまで薬剤師が比較【2026年版】

薬剤師のしぐです。
「アーガメイトとカリメートは、何が違うの?」
高カリウム血症の処方を受けた患者さんだけでなく、薬局で調剤する側も一度は迷うところです。
結論からいうと、いわゆるアーガメイトゼリーとカリメートは、どちらも主成分がポリスチレンスルホン酸カルシウムのカリウム吸着薬です。
ただし、同じ成分だからといって、患者さんにとって同じ薬とは限りません。
- ゼリー、経口液、散剤など剤形が違う
- カリメート経口液はフレーバーを選べる
- 口当たりや1回に服用する量が違う
- 薬局に全種類が在庫されているとは限らない
- ロケルマ、ビルタサ、ケイキサレートとは成分や服用間隔が違う
特に長く続ける場合、味や食感は「飲めるかどうか」を左右します。
この記事では、アーガメイトとカリメートの違いを整理しながら、フレーバー、冷やして食べる工夫、薬局での発注、便秘などの副作用確認まで、保険薬局の実務目線でまとめます。
- まず結論|アーガメイトとカリメートの違い
- アーガメイトゼリーは現在どうなった?
- アーガメイトとカリメートの作用機序
- 味とフレーバーの違い|カリメートは発注時にも注意
- 冷やしたら食べやすい?
- カリメート散・ドライシロップとの違い
- ロケルマ・ビルタサ・ケイキサレートとの違い
- 薬局実務①|初回処方では在庫と発注単位を早めに確認
- 薬局実務②|服薬指導では「排便できていますか?」を忘れない
- 薬局実務③|他の薬を吸着する可能性を考える
- 飲みにくいときの対応
- 保険薬局で使える確認チェックリスト
- まとめ|同じ成分でも「飲み続けられるか」は違う
- FAQ
- アーガメイトは現在どうなった?
- アーガメイトはカリメートの後発医薬品
- そもそもアーガメイトは何の薬?
- アーガメイトの作用機序
- アーガメイトゼリー1個には何g入っている?
- アーガメイトゼリーのメリットは「そのまま飲める」
- アーガメイトには「りんご味フレーバー」もある
- アーガメイトで特に注意したいのは便秘
- 2025年の改訂で「排便状況の確認」がさらに重要に
- 腸閉塞の患者には使えない
- ここからが2026年版!高カリウム血症治療薬5剤を比較
- アーガメイト・カリメート・ケイキサレート・ロケルマ・ビルタサ比較
- アーガメイトとカリメートの違い
- アーガメイトとケイキサレートの違い
- ロケルマは何が違う?
- そして新たな選択肢「ビルタサ」
- ビルタサは緊急の高カリウム血症には使用しない
- ビルタサで低Mg血症に注意
- ビルタサは他の飲み薬との服用間隔にも注意
- 5剤をざっくり覚えるなら、このイメージ
- 「新しい薬=全部置き換わる」ではない
- 2026年にもうひとつ押さえておきたいアーガメイト情報
- FAQ|アーガメイトと高カリウム血症治療薬について
- まとめ|アーガメイトを知るなら、2026年は5剤まとめて整理したい
- アーガメイトゼリー販売名変更!一般名収載へ
- ポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「三和」へ
- アーガメイト25%ゼリー25gの販売名変更
- アーガメイト89.29%顆粒5.6gの販売名変更
- アーガメイトの名称変更に関する注意点
- アーガメイトゼリーの新販売名製品の出荷予定時期
- ポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「三和」出荷予定時期
- ポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「三和」製剤イメージ
- アーガメイトゼリーの保険請求上の経過措置
- アーガメイトゼリーの経過措置延長決定!
- アーガメイトゼリーの有効成分
- アーガメイトゼリーの適応・効能効果
- アーガメイトゼリーの用法用量
- アーガメイトゼリーの食事による影響
- アーガメイトゼリーの作用機序
まず結論|アーガメイトとカリメートの違い
| 比較項目 | 旧アーガメイトゼリー | カリメート経口液20% |
|---|---|---|
| 現在の販売名 | ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」 | カリメート経口液20% |
| 成分 | ポリスチレンスルホン酸カルシウム | ポリスチレンスルホン酸カルシウム |
| 1個・1包中の成分量 | 25g中5g | 25g中5g |
| 剤形 | カップ入りゼリー | 粘稠な懸濁液 |
| 味の選択 | 製品に添付された服用補助用の風味顆粒を使用できる | ノンフレーバー、オレンジ、アップル |
| 主な特徴 | 水に溶かす操作がなく、散剤より扱いやすい | 開封して服用でき、嗜好に合わせてフレーバーを選べる |
| 主な注意点 | 25gカップでかさばる。正式名称が長く、旧名称との取り違えに注意 | 懸濁製剤なので状態を確認し、フレーバーまで発注時に確認 |
最大の違いは、ゼリーとして食べるか、粘稠な経口液として飲むかです。
薬理作用に大きな違いを求めるというより、患者さんが継続しやすい剤形を選ぶための比較と考える方が実務的です。
アーガメイトゼリーは現在どうなった?
「アーガメイトゼリー」という名前は今も医療現場や患者さんの間でよく使われていますが、現在の正式な販売名は、
ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」
です。
メーカーの製品情報でも、旧販売名として「アーガメイト20%ゼリー25g」と案内されています。
つまり、アーガメイトの成分や薬自体がなくなったわけではありません。販売名が一般名を用いた名称へ変更されています。
薬局では、患者さんが「いつものアーガメイト」と話していても、処方箋や薬袋には長い一般名が記載されていることがあります。
「名前は変わっていますが、以前のアーガメイトゼリーにあたる薬です」と一言添えるだけでも、患者さんの不安を減らせます。
アーガメイトとカリメートの作用機序
どちらも、腸管内でカルシウムイオンとカリウムイオンを交換する陽イオン交換樹脂製剤です。
薬剤が腸管内のカリウムを吸着し、便と一緒に体外へ排泄させることで、血清カリウム値を下げます。
腸から体内へ吸収されて全身で作用する薬ではなく、主に消化管内で働く薬です。
ただし、血清カリウム値が急激に高くなり、不整脈などの緊急性が高い状態をこの薬だけで自己判断して対処するものではありません。服用中でも動悸、強い脱力、しびれ、意識の変化などがある場合は、速やかな受診が必要です。
味とフレーバーの違い|カリメートは発注時にも注意

カリメート経口液は3種類
カリメート経口液20%には、次の3種類があります。
- ノンフレーバー(無香料)
- オレンジフレーバー
- アップルフレーバー
メーカーは、患者さんの嗜好に合わせて選択できると案内しています。
ここは薬局実務で意外と重要です。
「カリメート経口液25g」とだけ考えて発注すると、患者さんが以前飲んでいたフレーバーと違う製品を手配してしまう可能性があります。
継続患者では、薬歴に次のように残しておくと安心です。
カリメート経口液20%:アップルフレーバー継続希望。味変更時は事前説明が必要。
同じ販売名・同じ成分量でも、味が変わると「薬が変わった」「飲めなくなった」と感じる患者さんはいます。発注前にフレーバーまで確認することが大切です。
旧アーガメイトゼリーはゼリー+服用補助用顆粒
旧アーガメイトにあたる「三和」の経口ゼリーは、カップ入りのゼリー剤です。製品には、服用を助けるための風味顆粒が用意されています。
ただし、風味顆粒が必ずしも全員に合うとは限りません。患者さんによっては、何も加えない方が食べやすい場合もあります。
初回には、
- ゼリーそのものは食べられそうか
- 風味顆粒を使った方がよいか
- 1カップ25gを無理なく食べ切れるか
まで確認できると、継続しやすさにつながります。
冷やしたら食べやすい?
ゼリーや経口液は、温度が低い方がにおいや甘味を感じにくくなり、食べやすいと感じる患者さんがいます。
そのため、常温では飲みにくい場合に、服用前に冷やして試すという工夫は実務上の選択肢になります。
ただし、ここで区別したいのは、
「冷やして服用してもよいこと」と「冷蔵保存が必要な薬であること」は別
という点です。
薬局では、製品ごとの貯法を確認したうえで、次のように案内すると誤解されにくいでしょう。
常に冷蔵庫で保存する必要があるという意味ではありません。味やにおいが気になる場合は、服用する分を事前に少し冷やすと食べやすくなることがあります。凍らせたり、自己判断で別の食品へ混ぜたりせず、うまく飲めないときは薬局へ相談してください。
「冷やせば絶対においしくなる」と断定せず、あくまで患者さんごとの工夫として提案するのがよいと思います。
ちなみに、わたくししぐは実務実習の際に「よく冷えたアーガメイトゼリー」を食べさせていただきましたが、、、無味でした笑 少しザラザラしたゼリーでしたね。
カリメート散・ドライシロップとの違い
カリメートには、経口液以外にも散剤とドライシロップがあります。
| 製剤 | 特徴 | 薬局で確認したいこと |
|---|---|---|
| カリメート散 | 古くから使われる粉末製剤 | 水への懸濁方法、粉っぽさ、服用できているか |
| カリメートドライシロップ | 散剤より懸濁しやすいよう工夫された製剤 | 必要な水分量、飲み残し、分包内容 |
| カリメート経口液 | 1包25gの調製済み懸濁剤 | フレーバー、1回量、携帯性、在庫 |
| Ca経口ゼリー「三和」 | カップ入りゼリー | 食感、風味顆粒、保管スペース、食べ切れるか |
同じ成分でも、処方されたグラム数と実際の製剤量を混同しないように注意が必要です。
ロケルマ・ビルタサ・ケイキサレートとの違い

現在は、従来のポリスチレンスルホン酸系だけでなく、ロケルマやビルタサも使用されています。
| 製品例 | 成分 | 交換に関係するイオン | 剤形・服用 | 実務上の主な確認点 |
|---|---|---|---|---|
| 旧アーガメイト/カリメート | ポリスチレンスルホン酸カルシウム | カルシウム | ゼリー、経口液、散剤など | 便秘、腹部症状、味、剤形、電解質 |
| ケイキサレート | ポリスチレンスルホン酸ナトリウム | ナトリウム | 散剤、ドライシロップ | 便秘、腹部症状、ナトリウム負荷、浮腫など |
| ロケルマ | ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物 | 主に水素・ナトリウム | 水に懸濁して服用 | 浮腫、服用回数、他剤との間隔 |
| ビルタサ | パチロマーソルビテクスカルシウム | カルシウム | 水などに懸濁して服用 | 低Mg血症、便秘、他剤との間隔、服用方法 |
成分が違えば、混ぜ方、服用回数、他剤との間隔、副作用の注目点も変わります。
「新しい薬だから必ず優れている」「昔からの薬だから劣る」と単純には決められません。血清カリウム値、腎機能、心不全や浮腫、便通、併用薬、患者さんの飲みやすさなどを含めて選択されます。
薬局実務①|初回処方では在庫と発注単位を早めに確認
カリウム吸着薬は、剤形やフレーバーが複数あります。すべてを通常在庫にしている薬局ばかりではありません。
特に確認したいのは次の点です。
- 正式な製品名と剤形
- カリメート経口液ならフレーバー
- 1日量と処方日数から必要包数・個数を計算
- 薬局在庫と使用期限
- 卸への発注単位と入荷予定
- 継続処方の可能性
- 患者さんが当日全量を必要としているか
1日3包を長期処方された場合、必要数だけでなく保管スペースも問題になります。ゼリーのカップ製剤は、錠剤の箱と比べてかなりかさばります。
また、フレーバー違いを複数在庫すると期限管理も複雑になります。継続患者の希望を薬歴に残し、次回処方を見越して発注する運用が現実的です。
発注単位や供給状況は、時期、卸、包装規格によって変わります。記事内で固定的な数字を断定せず、その都度確認するのが安全です。
薬局実務②|服薬指導では「排便できていますか?」を忘れない

ポリスチレンスルホン酸カルシウム製剤では、便秘が重要な副作用の一つです。
ただ「便秘はありませんか?」と聞くだけでは、患者さんが普段から便秘のため「いつものこと」と答えて終わる場合があります。
次のように具体的に確認すると、変化を拾いやすくなります。
- 最後に便が出たのはいつですか
- 飲み始めてから便の回数が減っていませんか
- お腹が張る、痛むことはありませんか
- 吐き気や嘔吐はありませんか
- 食事が取れないほど苦しくありませんか
- 便秘薬を追加・中止していませんか
高度の便秘、持続する腹痛、腹部膨満、嘔吐などがある場合は、腸閉塞や腸管障害も考え、漫然と服用を続けず医療機関へ相談する必要があります。
電解質にも注意
この薬はカルシウムとカリウムを交換するため、血清カリウムだけでなく、カルシウムなどの電解質にも注意します。
長期処方では、直近の検査値、次回受診日、処方量の変化を確認できるとより安心です。
薬局実務③|他の薬を吸着する可能性を考える
カリウム吸着薬は、消化管内で他の薬に影響する可能性があります。
ただし、必要な服用間隔はすべてのカリウム吸着薬で同じではありません。ロケルマやビルタサでは、それぞれ電子添文に他剤との服用間隔が定められています。
処方が切り替わったときに、以前の飲み方をそのまま引き継がないことが大切です。
薬局では次を確認します。
- 併用薬を含めた服用時点
- 起床時薬や食前薬の有無
- 患者さんが実際に守れるスケジュールか
- サプリメントや市販薬の使用
- 医師から個別の服用指示が出ていないか
複雑な場合は、患者さん用の服用時刻表を作ると間違いを減らせます。
飲みにくいときの対応
飲みにくい薬を「頑張ってください」だけで終わらせると、実際には服用できていないことがあります。
確認したいのは、飲みにくさの正体です。
- 味が苦手
- においが苦手
- ザラつきが苦手
- 量が多い
- ゼリーの食感が苦手
- 開封しにくい
- 飲水制限があり、懸濁に使う水が負担
- 外出先へ持ち運びにくい
味が問題なら、カリメート経口液の別フレーバーが選択肢になるかもしれません。食感が問題なら、ゼリーと経口液・散剤で剤形変更を相談できる可能性があります。
自己判断で中止せず、どこがつらいのかを薬局へ伝えてもらうことが大切です。
保険薬局で使える確認チェックリスト
- 旧アーガメイトと現在の販売名を患者さんが理解している
- 製品名、剤形、フレーバーを確認した
- 1回量と1日回数を確認した
- 実際に飲めているか、残薬がないか確認した
- 最終排便日と便通の変化を確認した
- 腹痛、腹部膨満、嘔吐がないか確認した
- 直近のカリウム値と次回検査予定を把握した
- 併用薬との服用間隔を確認した
- 発注単位、入荷日、必要数を確認した
- 継続するフレーバーや剤形を薬歴に記録した
まとめ|同じ成分でも「飲み続けられるか」は違う
旧アーガメイトにあたる経口ゼリーとカリメートは、どちらもポリスチレンスルホン酸カルシウムを成分とする高カリウム血症治療薬です。
大きな違いは、ゼリーか経口液かという剤形と、味・フレーバーの選択肢です。
薬局では、成分や用量だけでなく、
- 患者さんが実際に食べられる・飲めるか
- いつものフレーバーが何か
- 冷やすと続けやすくなるか
- 便秘や腹部症状が出ていないか
- 在庫と発注が間に合うか
まで確認する必要があります。
同じ成分だから何でも同じ、ではありません。
毎日続ける薬だからこそ、味や食感、発注まで含めて整えることが、保険薬局の大切な仕事だと思います。
FAQ
Q1. アーガメイトとカリメートは同じ薬ですか?
主成分はいずれもポリスチレンスルホン酸カルシウムです。ただし、ゼリー、経口液、散剤など剤形が異なり、味や食感、服用方法も違います。
Q2. アーガメイトゼリーは販売中止になったのですか?
旧販売名「アーガメイト20%ゼリー25g」は、現在「ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g『三和』」という販売名になっています。成分の薬自体がなくなったわけではありません。
Q3. カリメート経口液には何味がありますか?
ノンフレーバー、オレンジフレーバー、アップルフレーバーがあります。継続処方では、患者さんがいつも服用しているフレーバーを薬局へ伝えてください。
Q4. アーガメイトやカリメートは冷やしてもよいですか?
味やにおいが気になる場合、服用前に冷やすと食べやすいと感じることがあります。ただし、冷蔵保存が必要という意味ではありません。製品ごとの貯法を守り、凍結は避け、具体的な扱いは薬剤師へ確認してください。
Q5. アーガメイトとカリメートはどちらが効きますか?
同じ有効成分を同量含む製剤では、単純に商品名だけで優劣を決めるものではありません。患者さんが継続できる剤形、処方量、便通、検査値などを踏まえて選択されます。
Q6. 便秘になったら中止してよいですか?
自己判断で中止せず、処方医または薬剤師へ相談してください。便が出ない状態に加えて、強い腹痛、腹部膨満、吐き気・嘔吐などがある場合は、早めの受診が必要です。
Q7. カリメートとロケルマは同じ薬ですか?
異なります。カリメートはポリスチレンスルホン酸カルシウム、ロケルマはジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物です。服用方法、他剤との間隔、副作用の注意点も異なります。
Q8. 薬局に在庫がないことはありますか?
あります。剤形やフレーバーが複数あり、ゼリー製剤は保管スペースも必要なため、取り寄せ対応となる薬局があります。初回処方や長期処方では、早めに薬局へ処方内容を伝えると安心です。
↓↓ 過去の内容は、コチラ ↓↓
今回は、高カリウム血症治療薬として昔から使われてきた**「アーガメイト」**について。
薬局で長く働いていると、
「アーガメイトって、名前変わったんだよね?」
「カリメートと同じ成分だったっけ?」
「ケイキサレートとは何が違う?」
なんて話になることがあります。
そして2026年現在。
昔からある、
- アーガメイト
- カリメート
- ケイキサレート
だけでなく、
- ロケルマ
- ビルタサ
まで加わって、高カリウム血症治療薬の選択肢もずいぶん増えました。
正直、
「昔より、ちょっと整理しづらくなった!」
と感じている薬剤師さんもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、旧アーガメイトの記事を2026年版へ全面リライト。
アーガメイトの現在の名称や作用機序、副作用だけでなく、
アーガメイト・カリメート・ケイキサレート・ロケルマ・ビルタサの5剤
まで、一気に整理していきます。

アーガメイトは現在どうなった?
まず、ここから。
以前販売されていた、
アーガメイト20%ゼリー25g
は、現在、
ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」
という販売名になっています。
つまり、
アーガメイトがなくなって、別の薬になったわけではありません。
名称が一般名ベースへ変更されただけ。
有効成分は現在も、
ポリスチレンスルホン酸カルシウム
です。
いやー……
個人的には今でも、
「アーガメイト!」
のほうが圧倒的に呼びやすいんですけどね。
薬局内でも、
「ポリスチレンスルホン酸Caのゼリー」
より、
「アーガメイトのゼリー」
と言ったほうが通じることも多かったりします。
アーガメイトはカリメートの後発医薬品
意外と知られていないのがここ。
現在のポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」は後発医薬品。
先発医薬品としてメーカーサイトに記載されているのは、
カリメート散
です。
アーガメイトはゼリーという特徴的な剤形だったので、
「アーガメイトはアーガメイトという独立した薬」
という印象が強いんですよね。
でも有効成分で見ると、
アーガメイトとカリメートは同じポリスチレンスルホン酸カルシウム
です。
ここを理解しておくと、高カリウム血症治療薬の整理がかなり楽になります。
そもそもアーガメイトは何の薬?
アーガメイト、現在のポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー「三和」は、
高カリウム血症を改善する薬
です。
効能・効果は、
急性および慢性腎不全に伴う高カリウム血症
となっています。
腎機能が低下すると、腎臓からカリウムを十分に排泄できなくなることがあります。
すると血液中にカリウムがたまり、
高カリウム血症
を起こします。
カリウムは心筋の電気的活動にも関係する電解質。
重度になると、不整脈などにつながる可能性もあるため注意が必要です。
高カリウム血症そのものや、緊急時に行われるGI療法についてはこちらで詳しくまとめています。
→ 高カリウム血症とGI療法について!カリウム高値に対する処置の解説
アーガメイトの作用機序
ここはぜひ理解しておきたいポイント。
ポリスチレンスルホン酸カルシウムは、
陽イオン交換樹脂
と呼ばれる薬です。
経口投与してもほとんど体内へ吸収されず、主に消化管の中で働きます。
仕組みをかなり簡単にすると、
薬が持っているCa(カルシウム)と、腸管内のK(カリウム)を交換する
というもの。
交換されたカリウムは樹脂に保持され、そのまま便中へ排泄されます。
つまり、
「腎臓からカリウムを出す薬」ではなく、「腸からカリウムを外へ出す薬」
なんですね。
ここが分かれば、アーガメイト・カリメート・ケイキサレートの違いも理解しやすくなります。
アーガメイトゼリー1個には何g入っている?
現在のポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」は、
1個25g中、ポリスチレンスルホン酸カルシウム5g
を含有します。
つまり、
- ゼリーとして:25g
- 有効成分として:5g
です。
添付文書上の通常量は、成人で1日75~150g。
ポリスチレンスルホン酸カルシウムとしては、
1日15~30g
を2~3回に分けて服用します。
ゼリー換算すると、
1日3~6個
程度。
これが長期処方になると……
かなりのボリューム。
薬局で大きな袋いっぱいに準備した経験がある方も多いのではないでしょうか。

アーガメイトゼリーのメリットは「そのまま飲める」
アーガメイト最大の特徴は、
やっぱりゼリー剤。
高カリウム血症治療薬には粉末や顆粒タイプも多く、
「ざらざらする」
「水に混ぜるのが面倒」
「量が多い」
と感じる患者さんもいます。
その点、アーガメイトのゼリーは、そのまま服用できます。
味については……
昔の記事にも書きましたが、
「めちゃくちゃおいしい!」という感じではない。
でも、
粉を懸濁して飲むよりゼリーのほうがいい、
という患者さんはいますよね。
アーガメイトには「りんご味フレーバー」もある
さらにアーガメイトには、専用の
りんご味フレーバー
があります。
味が苦手な患者さんには選択肢になりますが、ひとつ注意。
このフレーバーには、
りんごパウダー
が含まれています。
そのため、
りんごアレルギーのある患者さんには使用しない
ようメーカーから案内されています。
「単なる香料かな?」
と思い込みやすいところなので、薬剤師として覚えておきたいポイントです。
アーガメイトで特に注意したいのは便秘
アーガメイトを服薬指導するときに、まず確認したいのが、
便秘
です。
昔から、
「アーガメイトは便秘に注意」
という印象を持っている薬剤師さんは多いと思います。
ただ、2026年現在は、
単に『便秘しやすいですよ』だけでは少し不十分。
重大な副作用として、
- 腸管穿孔
- 腸閉塞
- 大腸潰瘍
などが注意されています。
2025年の改訂で「排便状況の確認」がさらに重要に
ここは今回の2026年版リライトで、特に追加しておきたいところ。
2025年の電子添文改訂では、
患者自身に排便状況を確認してもらうこと
がより明確に注意喚起されています。
便秘に続いて、
- 腹痛
- 腹部膨満感
- 嘔吐
などがみられた場合には、医師や薬剤師へ相談するよう指導します。
なので服薬指導では、
「便秘になることがあります」
だけで終わらず、
「最近、便はちゃんと出ていますか?」
まで確認したい薬。
特に、
- 高齢者
- もともと便秘傾向がある患者
- 消化管運動が低下している患者
では、より意識したいところです。
腸閉塞の患者には使えない
ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー「三和」は、
腸閉塞の患者には禁忌
です。
また、便秘や腸管狭窄、消化管潰瘍などがある患者でも注意が必要です。
薬剤師としては、
処方箋だけを見て終わりではなく、
排便状況や腹部症状を確認する
という視点を持っておきたいですね。
ここからが2026年版!高カリウム血症治療薬5剤を比較
さて。
ここからが今回の記事で、かなり重要なところ。
2026年現在、高カリウム血症治療薬を整理すると、
昔から使われている、
- アーガメイト
- カリメート
- ケイキサレート
に加えて、
- ロケルマ
- ビルタサ
があります。
「全部カリウムを下げる薬でしょ?」
と言ってしまえばその通り。
でも、
カリウムを捕まえる仕組みや剤形、投与方法、注意点はかなり違います。
まずは比較してみましょう。
アーガメイト・カリメート・ケイキサレート・ロケルマ・ビルタサ比較
| 薬剤 | 一般名 | 仕組み | 剤形 | 特徴 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🟡 アーガメイト | ポリスチレンスルホン酸カルシウム | CaとKを交換 | ゼリー | そのまま服用できる | 便秘、腸閉塞など |
| 🟠 カリメート | ポリスチレンスルホン酸カルシウム | CaとKを交換 | 散剤 | 昔から使用される代表的Ca型製剤 | 便秘などの消化器症状 |
| 🔵 ケイキサレート | ポリスチレンスルホン酸ナトリウム | NaとKを交換 | 散剤 | Na型陽イオン交換樹脂 | Na負荷、浮腫など |
| 🟢 ロケルマ | ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物 | Kを選択的に捕捉 | 懸濁用散 | 新しいタイプのK吸着薬 | 浮腫、低K血症など |
| 🟣 ビルタサ | パチロマーソルビテクスカルシウム | 主にCaとKを交換 | 懸濁用散 | 1日1回投与が基本 | 低Mg血症、便秘、他剤との服用間隔 |
アーガメイトとカリメートの違い
まず一番近い2剤。
アーガメイトとカリメートはどちらも、
ポリスチレンスルホン酸カルシウム
です。
つまり、
CaとKを交換する仲間。
大きな違いとして分かりやすいのは剤形です。
アーガメイト
→ ゼリー
カリメート
→ 散剤
ですね。
アーガメイトがカリメートの後発医薬品というのは、意外と知られていないポイントです。
アーガメイトとケイキサレートの違い
次がケイキサレート。
ここは試験問題みたいですが、かなり重要。
アーガメイト・カリメート
ポリスチレンスルホン酸カルシウム
→ CaとKを交換
ケイキサレート
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム
→ NaとKを交換
つまり、
Ca型かNa型か
という違いです。
ケイキサレートではナトリウム負荷を考える必要があるため、
- 心不全
- 高血圧
- 浮腫
- Na制限
などがある患者では、特に意識したいポイント。
この2剤については、こちらの記事でも詳しくまとめています。
→ カリメートとケイキサレートの違いとは。成分の違いや使い分け解説
ロケルマは何が違う?
そしてロケルマ。
一般名は、
ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物
です。
名前が長い。
かなり長い。
ロケルマの特徴は、従来のポリスチレンスルホン酸系とは異なり、
カリウムイオンを選択的に捕捉する
というところ。
構造内にある微細孔が、カリウムイオンのサイズに適した構造を持っています。
そのため消化管内でKを捕捉し、便中へ排泄します。
アーガメイト・カリメート・ケイキサレートとは、
同じ「腸からKを出す薬」でも、仕組みが少し違う
と考えると分かりやすいですね。
ロケルマはこちらの記事でも詳しくまとめています。
そして新たな選択肢「ビルタサ」
2026年版で絶対に外せないのが、
ビルタサ
です。
一般名は、
パチロマーソルビテクスカルシウム
。
ビルタサも消化管内で働く非吸収性のカリウム吸着薬で、
主に薬剤中のCaとKを交換してカリウムを便中へ排泄します。
開始用量は、
パチロマーとして8.4gを1日1回
。
血清カリウム値などに応じて調整されます。
ここが、
「1日に何回も飲む」
という従来薬とは大きく違うポイントですね。

ビルタサは緊急の高カリウム血症には使用しない
ここは重要。
ビルタサは、
効果発現が緩徐
とされています。
そのため、
緊急の治療を必要とする高カリウム血症には使用しません。
これは、
「Kが高い=ビルタサを飲ませればOK」
という薬ではない、ということ。
高カリウム血症は重症度によって、
- カルシウム製剤
- GI療法
- β2刺激薬
- 血液透析
など、より迅速な治療が必要になることがあります。
このあたりはこちらの記事へ。
ビルタサで低Mg血症に注意
ビルタサで薬剤師として覚えておきたいのが、
低マグネシウム血症
です。
ビルタサはKだけでなく、消化管内でMgにも影響することがあります。
そのため、血清カリウム値だけでなく、
血清Mg値
にも注意。
従来の高カリウム血症治療薬ではあまり意識していなかったポイントなので、
ビルタサが処方されたら、
「KだけじゃなくMgも」
と覚えておくといいと思います。
ビルタサは他の飲み薬との服用間隔にも注意
さらにビルタサでは、
他の経口薬との服用タイミング
にも注意が必要です。
消化管内で他の薬剤を吸着し、吸収へ影響する可能性があるため、
併用薬によっては服用時間をずらします。
高齢の腎機能低下患者では、服用薬が多いケースも多いですよね。
なので、
ビルタサだけを見て服薬指導するのではなく、併用薬全体を見る
ことが大切。
このあたりは薬剤師の出番だと思います。
5剤をざっくり覚えるなら、このイメージ
ここまで読むと、
「結局どう覚えればいいの?」
となりそうなので、超シンプルに。
🟡 アーガメイト
Ca型+ゼリー
🟠 カリメート
Ca型+散剤
🔵 ケイキサレート
Na型
🟢 ロケルマ
ジルコニウムでKを選択的に捕捉
🟣 ビルタサ
パチロマー+Ca型+1日1回
まずはこのくらいでOK。
そこから、
「便秘が強い患者は?」
「Na負荷は?」
「服薬回数は?」
「Mgへの影響は?」
と患者ごとに考えていくと、理解しやすいと思います。
「新しい薬=全部置き換わる」ではない
ロケルマやビルタサが登場すると、
「じゃあ、もうアーガメイトやカリメートは古い薬?」
と思ってしまいそうですが、
そう単純でもありません。
実際の薬物治療では、
- 患者背景
- 腎機能
- 血清K値
- 便秘の有無
- 心不全や浮腫
- 併用薬
- 服薬回数
- 飲みやすさ
- 医療費
などを踏まえて薬剤が選択されます。
昔からある薬にも長年の使用経験がありますし、新しい薬にもそれぞれ注意点があります。
大切なのは、
「どれが一番新しいか」ではなく、「その患者さんには何が適しているか」
ですね。
2026年にもうひとつ押さえておきたいアーガメイト情報
2026年現在、旧アーガメイト関連では製品供給にも動きがあります。
ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」では、2026年4月に一部包装の販売中止が案内されています。
さらに、
ポリスチレンスルホン酸Ca顆粒89.29%分包5.6g「三和」
については、2026年6月に販売中止が案内されました。
旧記事では「販売名変更」が大きなニュースでしたが、
2026年はむしろ、
今後どの剤形・包装が残っていくのか
という点もチェックしておきたいところですね。
FAQ|アーガメイトと高カリウム血症治療薬について
アーガメイトは販売中止になったの?
旧販売名「アーガメイト20%ゼリー25g」は現在使用されていません。
現在は、
ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」
という名称です。
薬の有効成分自体が別のものになったわけではありません。
アーガメイトとカリメートは同じ薬?
有効成分はどちらも、
ポリスチレンスルホン酸カルシウム
です。
アーガメイトはゼリー剤で、現在の製剤はカリメート散の後発医薬品として位置づけられています。
アーガメイトとケイキサレートは何が違う?
最も分かりやすい違いは、
Kと交換するイオン
です。
アーガメイト
→ CaとKを交換
ケイキサレート
→ NaとKを交換
となります。
ロケルマとアーガメイトの違いは?
アーガメイトはポリスチレンスルホン酸カルシウムという陽イオン交換樹脂です。
一方ロケルマは、ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物で、消化管内でカリウムを選択的に捕捉します。
ビルタサは何の薬?
ビルタサは、
パチロマーソルビテクスカルシウム
を有効成分とする高カリウム血症治療薬です。
消化管内で主にCaとKを交換し、カリウムを便中へ排泄します。
通常、成人では8.4gを開始用量として1日1回服用します。
ビルタサとロケルマはどちらが新しい?
日本ではロケルマのほうが先に登場し、その後ビルタサが加わりました。
どちらも比較的新しい高カリウム血症治療薬ですが、作用機序や投与方法、注意点が異なります。
単純に「新しいほうが優れている」という関係ではありません。
アーガメイトで便秘になったら?
便秘が続く場合には注意が必要です。
特に、
- 腹痛
- 腹部膨満感
- 嘔吐
などが続く場合には、腸閉塞などの可能性もあるため、早めに医療機関へ相談する必要があります。
まとめ|アーガメイトを知るなら、2026年は5剤まとめて整理したい
今回は、昔から使われているアーガメイトを中心に、
- アーガメイト
- カリメート
- ケイキサレート
- ロケルマ
- ビルタサ
までまとめてみました。
アーガメイトは現在、
ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」
という名前になっています。
でも、
「アーガメイト」
って言われたほうが、なんとなくしっくりきますよね。
そして改めて5剤を並べてみると、
高カリウム血症治療薬もかなり選択肢が増えたなー
と感じます。
まずは、
アーガメイト・カリメート=Ca型
ケイキサレート=Na型
ロケルマ=Kを選択的に捕捉
ビルタサ=パチロマー、1日1回
くらいから整理すると分かりやすいと思います。
そして薬剤師としては、
「Kを下げる薬ですね」
だけで終わらず、
排便状況、浮腫、Na負荷、Mg、併用薬、服薬回数
まで見ていきたいところ。
昔からある薬の記事も、新しい薬が加わることで見え方が変わりますね。
今回改めてまとめ直してみて、
アーガメイトの記事というより、
高カリウム血症治療薬の入り口になる記事
になったかなと思います。
ではではー
しぐでしたっ
薬剤師のしぐです。
今回は、アーガメイトゼリーの販売名変更と、旧名称となるアーガメイトの経過措置期限について!
無味で食べやすくも食べにくくもないあのグレーのゼリーですね。皆さん味見したことありますか??
アーガメイトゼリー。うまくもまずくもなく。専用のフレーバーがあればそれなりに食べれるアーガメイトゼリーです。冷やすと食べやすくなるという裏技もあったりなかったり。
そんなアーガメイトゼリーの販売名がついに一般名に変更になるようです。
コチラこれまでまとめてきたアーガメイトゼリーの作用点、カリウム関連の内容です。



ではでは、さっそくアーガメイトゼリーの概要から、販売名変更の通知、さらに旧販売名であるアーガメイトゼリーの経過措置期限のご紹介までまとめていきます。
アーガメイトゼリー販売名変更!一般名収載へ
先日、アーガメイトゼリーの名称変更について下記通知が届きました。
販売名変更予定(一般名収載)のご案内
拝啓 時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、弊社製品に着きまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、ポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「アーガメイト20%ゼリー25g」、ポリスチレンスルホン酸カルシウム顆粒「アーガメイト89.29%顆粒5.6g」につきまして、「医療用後発医薬品の販売名の一般名称への変更に係る代替新規承認申請の取扱いについて」の通知に基づき下記内容の通り販売名の変更を予定しておりますのでご案内申し上げます。
「新販売名製品」の出荷時期および「現販売名製品」の経過措置期限等につきましては、改めてご案内申し上げます。
何とぞご諒承賜りますとともに、なお一層のご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
謹白

ポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「三和」へ
ついに新販売名製品ポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「三和」での販売時期、現販売名アーガメイトゼリーの経過措置期限についての連絡がきました。

ホント、アーガメイトはアーガメイトだろ!という意見が多くでますよねー。自分の薬局ではでてます。この意見。
アーガメイト25%ゼリー25gの販売名変更
新販売名:ポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー20%分包25g「三和」
アーガメイト89.29%顆粒5.6gの販売名変更
新販売名:ポリスチレンスルホン酸Ca顆粒89.29%分包5.6g「三和」

三和さんの商品だったんですねーこのアーガメイトゼリー。知らなかった。
三和といえば、スズケンさんなイメージ。これまで全く気にせず発注していた、、、。

アーガメイトの名称変更に関する注意点
- 組成・性状、効能・効果、用法・用量、使用上の注意につきましては、従来の製品から変更ありません。
- 販売名変更に伴い、薬価基準収載医薬品コード等を変更しますが、薬価の変更はございません。
- 「新販売名製品」の出荷時期および「現販売名製品」の経過措置期限等につきましては、改めてご案内申し上げます。

アーガメイトゼリーの新販売名製品の出荷予定時期
アーガメイトゼリーの販売名変更品の出荷予定時期は、上記注意点にも記載のある通り今のところ未定になってます。
わかり次第更新していきます!
ポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「三和」出荷予定時期
下記通知より、アーガメイトゼリーの名称変更後のポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「三和」の出荷は2021年1月になりそうですね。経過措置期限とのせめぎ合い、、、

自分の薬局には、まだアーガメイトゼリーが大量にあります。
新らしく納品されるアーガメイトゼリーも、まだまだアーガメイトゼリー。、、、。経過措置期限までにちゃんと名称変更品が納品されるのであろうか、、、
ポリスチレンスルホン酸カルシウムゼリー「三和」製剤イメージ
製剤のイメージと、指導せんのイメージです。
旧販売名のアーガメイトと、新販売名のポリスチレンスルホン酸Ca経口ゼリー。

もちろん、フレーバーに記載されている名称も、アーガメイトからポリスチレンスルホン酸に変更になります。

アーガメイトゼリーの保険請求上の経過措置
アーガメイトゼリーの経過措置満了日:2021年3月31日予定
※経過措置延長願い提出により2021年9月30日になる見込み

経過措置期間、短すぎません??
ヘタしたらあと3ヶ月で経過措置期間終わっちゃうってこと?
まだ自分の薬局には普通にアーガメイトゼリーで納品されていますが、、、。
アーガメイトの経過措置延長願いよ。認められてくれ。のびろ経過措置
アーガメイトゼリーの経過措置延長決定!
ついにこの経過措置延長の通知が届きました。
いやーよかった。
なかなかアーガメイトのままなので、焦っていましたが、、、なんとか自分の薬局も、名称変更後のポリスチレンスルホン酸カルシウムに切り替わっちゃったけど、、、
でも、経過措置延長は喜ばしいこと!!
まだしばらくアーガメイトゼリーでの保険請求が可能ということですね!
1日3回毎食後に、1回2個ずつで、1日6個。その、90日分で540個。なんて処方もありえるので、大量に在庫している薬局さんには助かりますよね。
アーガメイトゼリーの有効成分
ポリスチレンスルホン酸カルシウム
アーガメイトゼリーの適応・効能効果
急性および慢性腎不全に伴う高カリウム血症
カリウム値が高い患者さんに処方されます。けっこうカリウムって怖いですからね。

アーガメイトゼリーの用法用量
通常成人1日75〜150g(ポリスチレンスルホン酸カルシウムとして15〜30g)を2〜3回にわけ、経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
アーガメイトゼリーの食事による影響
食事中のカリウムを吸着して体外に排泄するため、食事の前後である必要はありますが、明確に食前食後服用による薬効への影響はないようです。
アーガメイトゼリーの作用機序
ポリスチレンスルホン酸カルシウムは、経口投与により消化・吸収されることなく、腸管内ことに結腸付近で、ポリスチレンスルホン酸カルシウムのカルシウムイオンと腸管内のカリウムイオンが交換され、ポリスチレンスルホン酸樹脂としては何ら変化をうけることなしに、そのまま糞便中に排泄される。その結果腸管内のカリウムは体外へ除去される。
今回はこんな感じー
アーガメイトゼリーの名称変更、経過措置期限についてカンタンに。
アーガメイトゼリーがGEであることを知らない方もいらっしゃるようなので、この名称変更によりこういった誤解もなくなるのかなーと。思ったり。
ではではーしぐでしたっ


コメント
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