ミヤBM錠の包装変更!12錠PTP包装で発売。新ミヤBMの製剤写真・通知がコチラ。

DI情報

薬剤師のしぐです。

今回は、誰もが知ってる医薬品である整腸剤のキング「ミヤBM錠」について!

自分の中では、キングオブ整腸剤。ミヤBM大先生です。

このミヤBM錠についてまとめるきっかけになったのがコチラの「ミヤBM錠PTP包装のご案内」になります。

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、標記製品「ミヤBM錠」に着きまして、PTP包装を新たに発表させていただくことになりました。また、従来の「ミヤBM」バラ包装の包装変更をいたしますので、併せてご案内申し上げます。

今後ともより一層のご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

謹白

そうなんです!ついに!このミヤBM錠がPTP包装へ切り替わることになりました!!

ミヤBM先生のこのSP包装からPTP包装への変更。とっても画期的ですよね。

自分の薬局で、薬局業務の流れを滞らせていた1つの要因が「一包化」です。

その「一包化」するにあたって、オニ辛い薬剤の筆頭が、このミヤBM錠でした。他にも、ランドセン錠やリボトリール錠などオニですよね。

ミヤBM錠のこの特殊なヒート。SP包装といいますが、その両端をハサミでチョキチョキ。少し空間ができるように両サイドから軽く力を加え、ポトっと。なかなかの経験と技術が必要でした。

ミヤBM錠も最大で6錠3×はよくみる処方。絶望だよね。この一包化はね。

今でこそ全自動錠剤分包機プラウド のおかげでほとんどバラ錠を採用する事ができたので全くなんの苦もなく一包化する事ができていますが。このミヤBM場には何度も泣かされました、、、。

というわけで、ミヤBM錠と、そのPTPへの包装変更についてまとめていきます!

ミヤBM錠の有効成分

宮入菌

ミヤBM錠1錠中に宮入菌末20mgを含有する。

ちなみに、ミヤBM細粒は「1g中に宮入菌末40mgを含有する。」となっています。

用法用量のところでも同じこと書きますが、このミヤBMシリーズは、細粒1g=ミヤBM錠剤2錠ということ!

ミヤBM錠の適応、効能効果

腸内菌叢の異常による諸症状の改善

この限定されていない適応、効能効果によって様々な症状に用いる事ができますね。

まさに、ミヤBM万能!!

さすが、ミヤBM先生!!

ミヤBM錠の用法用量

通常、成人1日ミヤBM錠3〜6錠を3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

今回のミヤBM錠のPTPヒートへの包装変更。この用法用量を考慮しての、「12錠ヒート」になっています。

包装変更で、12錠ヒート。、、、うーむ。調剤する側としては、正直、イマイチな感。担当者さんに確認したところ、ミヤBM錠は1日量が3〜6錠なので、その公倍数にしたとのこと。すただ、やはり、いろんなところから、不評の連絡がくるそうです。

ちなみに、ミヤBM細粒の用法用量は「1日1.5〜3gを3回に分割経口投与」となっています。これから分かる通り、ミヤBMは細粒3g=錠剤6錠てことですね!

ミヤBM錠の特徴

ミヤBMを語るにあたって、なんと言っても「全ての抗生剤と併用可能」という事ですね。

ビオフェルミンRや、ラックビーRといった「抗生剤耐性」の整腸剤も存在するのですが、これらのR系整腸剤は「キノロン系」との併用に対する耐性は持っていません。意外と知らない薬剤師さんが多いんです。ここ。

ミヤBMだけ、なぜ全ての抗生剤と併用が可能なのか。その理由が「ミヤBMの成分:宮入菌は芽胞形成菌だから」です。

ミヤBMについて:芽胞形成菌とは

芽胞とは、簡単に説明すると、「細菌が形成する温度や化学物質に耐久性を持つ外膜」のこと。栄養や温度などの環境が悪い状態に置かれたり、その細菌に対して毒性を示す化合物と接触したりすると、細菌細胞内部に芽胞が形成されます。

このとき、細菌の遺伝子が複製されてその片方は芽胞の中に形成されます。芽胞は極めて高い耐久性を持っており、さらに環境が悪化して通常の細菌が死滅する状況に陥っても生き残ることが可能となります。

ただ、このミヤBMさん特有の芽胞の状態では細菌は新たに分裂することはできず、完全な休眠状態となります。

一応、Wikipedia先生貼っておきます!
https://ja.wikipedia.org/wiki/芽胞

ミヤBM錠の副作用

宮入菌を有効成分とする製剤(宮入菌製剤:ミヤBM)を使用した症例641例中、報告された副作用は無かった。

ちなみに、わたくししぐは、ミヤBM錠を6錠3Xで服用すると腹部膨満感と、軽い腹痛を感じることがあります。

なので、服用する際はミヤBM錠3T3Xで服用します。腸活です。腸活。
便秘や下痢といった症状は全くなくても。腸活です。

ミヤBM錠の禁忌

ミヤBM錠には、特に禁忌はありません。

副作用もなく、禁忌もない。

素晴らしいお薬ですね。

ミヤBM錠の臨床成績

対象疾患改善率
胃腸炎75%(3/4例)
腹部症状80%(271/338例)
下痢97%(117/121例)
便秘 67%(6/9例)
 交替性便通異常80%(8/10例)
軟便59%(94/159例) 

症例数が少ない疾患もあるけど、さすがミヤBM錠!!なかなかズゴイ改善率です。

ミヤBM錠の薬価

  • ミヤBM錠:5.7円/錠
  • ミヤBM細粒:6.3円/g

何度も書いていますが、錠剤2錠=細粒1gなので、錠剤2錠11.4円と細粒1g6.3円が同等になるというわけですね!

ミヤBM錠のPTPシート!新包装の製剤写真

これがミヤBM錠の新包装!12錠ヒート!!

なんか、ラックビー錠に似てる気がするけど、、、。

12錠ヒートなので、間違うことはないかな。

12錠ヒート、、、。包装変更そのものは、すばらしいことなんですけどねー

ミヤBM錠新12錠ヒート納品!!

さて、ついに、完全に切り替わりました。ミヤBM錠の新ヒート。

いやいや、実際にこのミヤBM錠の包装変更。

包装変更後の、、、調剤ミスが、多過ぎる!!

やっぱり12錠ヒートは失敗な気がするよ、、、

PTPヒートへの変更は、スゴくイイんですよ。ミヤBMさん。問題は、ヒート1枚の錠数なんだよ。

今回はこんな感じー

ミヤBM錠のヒート変更について。

スゴく、画期的で使いやすさを考えた改善なのでありがたいと思う一方、今後の薬剤師さんたちはこのミヤBM錠の旧ギザギザヒートを知らないのか、、、と悲しさを覚えたり。

自分の薬剤師人生を振り返るきっかけをくれますよね。

そんなこんなで、この新包装のミヤBM錠。早く納品されないかなー!

ではではーしぐでしたっ

コメント

  1. […] ミヤBM錠の包装変更!PTP包装で発売。製剤写真・通知がコチラ。まさかの12… アパルタミド〈アーリーダ錠〉の包装変更!特徴や用法用量、他剤との違い薬剤師のしぐです。今回アパルタミド〈アーリーダ錠〉の包装変更のお知らせがあったので、そのご紹介と一緒にアパルタ…shg11710blog.com2020.08.30 […]

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