薬剤師のしぐです。
今年の冬はこの言葉を耳にすることが多くなりそうです。
ツインデミック。同時流行・二重流行とも呼ばれています。
新型コロナウイルスのパンデミックに、インフルエンザのパンデミックが重なることで生じるこのツインデミック。
これまでにまとめたことのある、インフルエンザ関連の内容がコチラ
そして、新型コロナウイルス関連の内容がコチラ
では、今回は「ツインデミック」について簡単いまとめていきたいと思います。
ツインデミックとは
インフルエンザと新型コロナウイルスが同時に流行する事態のことを「ツインデミック」と言います。
同様の呼吸器系疾患を引き起こすので区別がつき難く、流行時期も重なることでさらに症状が悪化し、治療の開始が遅れる。感染者が重なることで医療機関のパンクが予想されるといった危険性も騒がれています。
このように警笛を鳴らす意見が多い中、逆に「新型コロナウイルス対策」が浸透しているこの現状が、インフルエンザの流行に歯止めをかけるという意見も多く、このツインデミックは起こらないだろうという意見もあるようです。
ツインデミックの予防方法
何よりも重要なのが手洗い・うがい。
マスク着用の徹底も重要ですが、何よりも大事なのが手洗い・うがいと言われています。このご時世、たいていのお店には店頭に設置されているアルコール消毒。
マスク着用と相まって、インフルエンザの感染予防にすごく効果が期待されますよね。
もう1度記載しておきますが、インフルエンザの予防方法と新型コロナウイルスの予防方法、ともに基本は【手洗い、アルコール消毒・マスク着用】です。
ツインデミック:インフルエンザと新型コロナの同時感染
インフルエンザウイルスは一般的に鼻から喉まで(上気道)の感染が多く見られますが、新型コロナウイルスは肺にまで感染し肺炎を発症させます。
同時感染により、症状が悪化してしまうことは目に見えてますね、、、。
予防方法:インフルエンザワクチンによる予防接種
ウイルスに対する免疫を獲得し、発病割合を70〜90%減少・重症化して入院する割合を30〜70%減少する効果が認められています。
会社の福利厚生に組み込まれていることあるので、可能な限り摂取することをお勧めします。
自分の薬局スタッフは、先日全員予防接種が終わりました。
今年はそんなに痛くなかった!というスタッフが多かった印象です。
今回はこんな感じですねー。
とりあえず、ツインデミックについてのご紹介。
インフルエンザにも、新型コロナウイルスにも注意してツインデミックに負けないようにこの冬を乗り切っていきましょう。
ではではーしぐでしたっ
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