こんばんはーーーーしぐです。
今回はちょいネタで、簡単に書いてみます。
ご紹介するのは前回抗血小板薬の特集をしたこともあり、タケルダ配合錠!のみ!!!
カンタンに書いてきますね〜
タケルダ配合錠の成分
まず成分。2種類の成分の配合剤ですね。
低用量アスピリン
1つ目は、アスピリン100mg。
低用量アスピリンというわけで、COX-1阻害作用によりTXA2の合成を阻害し血小板凝集抑制作用を示す医薬品ですね。薬剤師なら知らない人はいないと言っても過言ではないお薬。
以前抗血小板薬についてまとめてるのでみてみてね。
ランソプラゾール15mg
2つ目が、ランソプラゾール15mg。
先発品でいうならタケプロンです。
アスピリンによるCOX阻害作用により、胃粘膜防御因子のPG類の合成も抑制されてしまい胃腸障害を起こしやすくなってしまうので、PPIのランソプラゾールとの配合剤を作ったということですね。
防御因子が減るから、その分攻撃因子である胃酸の分泌を抑制してバランスをとってあげましょうというお薬ですね。
結構胃腸障害予防のために一緒に処方されますからね、COX阻害薬とH2ブロッカーやらPPIやらって。なかなか理にかなった配合剤です。
タケルダ配合錠の適応症
下記疾患又は術後における血栓・塞栓形成の抑制
(胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往がある患者に限る)
・狭心症、心筋梗塞、虚血性脳血管障害
・冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後
胃潰瘍か十二指腸潰瘍の既往がある人じゃないとダメだったんだ!!
知らなかった、、、。
このブログやっててよかったなーって思う瞬間です。
結構こういう基本的なところを見落としてたりするんですよねー。
性格かなー。O型だからなー。基本雑なんですよねーーー自分。
注意点
一緒に指導箋も入ってますが、構造上噛み砕いたり割ったりせずに服用するお薬。
アスピリンを含む腸溶性の内核錠+ランソプラゾールを含む腸溶性細粒の外層
っていう構造ですからね。気をつけましょう。
まあ、そんな変な飲み方する人はいないでしょうけど。
あと、よくある間違いが「OD錠」だと勘違いする患者さんが多いこと。
みためがタケプロンOD錠にそっくりですもんね〜
●タケプロンOD錠
●タケルダ配合錠
そりゃ間違うよね。そっくり。
こうやってみると、ヒートはバイアスピリンにそっくりですね。
●バイアスピリン錠
ヒートはバイアスピリン・錠剤はタケプロンにそっくり。
みなさま、お気をつけください。
今回の内容で1番伝えたかったこと
ここです!今回この内容を書いたことで1番お伝えしたかったこと。
商品名の由来。知ってしまえば単純なことだけど、すごく納得して二度と忘れない。
タケルダ配合錠という商品。タケプロンと、低用量アスピリンの配合剤。
ここでわかる方、いますか??
タケプロンと、低用量アスピリン。
Takepron と、Low dose aspirin。
もうおわかりになりましたか!?
TAKEpron と、 Low Dose Aspirin です。
はい、頭文字をとっての TAKELDA:タケルダ のできあがりーーー!!
いいですねーこのネーミング。
シンプルイズベスト!!
、、、えっと、、、あんまり、興味ない人のが多いかな??
自分はけっこう好きなんですよね、商品名の由来。
開発者の、いろんな思いが込められた商品名。
もひとつ商品名の由来関連のお話。バイアスピリンの製造元であるバイエルさん。
商品名に、「バイ」をつける傾向にあるんですよね!今回のバイアスピリンもしかり。
他にも、「バイナス」や「グルコバイ」なんかもそうですね〜
自社製品に、我が子のように、自社の名前の一部を継承する。
うーーーーーーむ。感慨深いですね、、、。
今回はこんな感じですねーー。
今後もちょいネタとして、たまに書いちゃうよ。いろんな商品名の由来!!
ではではーーーしぐでしたっ
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