薬剤師のしぐです
今回は2月13日にあった福島県の地震によりニプロさんの福島工場が被災したというお知らせについてです
ニプロさんのジェネリック医薬品。自分の薬局ではすごくたくさん使用されています。
自分の薬局というか、社内でもこのニプロさん医薬品は結構な使用率になってるので、この「ニプロさんの福島工場被災」のお知らせはなかなか衝撃的です。
では、ニプロさんからでている、地震被災による影響お知らせについて、簡単に紹介させていただきます。
ニプロの福島工場が被災!ニプロさんからの通知
今回の福島沖地震による被災について、ニプロさんからのお知らせがコチラ。
各位
令和3年2月15日
会社名ニプロ株式会社
代表者名 代表取締役社長 佐野 嘉彦
(コード番号 8086 東証第 1 部)
問合せ先 取締役総務人事本部長 中村 秀人
(TEL 06-6375-6700)
福島県沖を震源とする地震の影響に関するお知らせ
令和3年2月13日、福島県沖を震源とする地震により被災された皆さまには心よりお見舞い申 し上げます。
現時点における当社グループの被害状況につきまして、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.被害状況について
(1)人的被害について
当社グループの従業員等全員の安全を確認しております。
(2)主要な生産拠点の被害について
・ニプロファーマ株式会社 鏡石工場(福島県岩瀬郡鏡石町)
現在、生産活動を停止しています。
建屋内部に損傷があります。各設備の状況等を確認し、製品の品質への影響の有無
を慎重に精査したうえで、生産活動の早期再開に向け総力を挙げて対応を行ってま
いります。
・ニプロ株式会社 大館工場(秋田県大館市)、ニプロ医工株式会社 館林工場・近藤工場(群
馬県館林市)、細胞科学研究所(宮城県仙台市)、同 山形工場(山形県天童市)、ニプロフ
ァーマ株式会社 大館工場(秋田県大館市)、同 埼玉工場(埼玉県春日部市、羽生市、川越
市)については、大きな被害はなく、通常通りの業務を継続しております。
2.業績への影響について
この地震による業績への影響については、現在調査中であります。業績への重要な影響が見込まれる場合は、速やかにお知らせいたします。
以上
製薬会社さんの工場ってなんだか琵琶湖の近くに多いイメージでした。ニプロさんは、福島にも工場を持ってたってことですね。
ニプロの福島工場被災による出荷停止品目とは!?
今回のニプロさんのお知らせで、大半の薬局・薬剤師さんが不安になるのが医薬品の出荷について。
このニプロさんとはまた全く違う理由ですが、最近は小林化工さん関連で、とてもたくさんの医薬品が出荷調整・出荷停止の状態になっています。
まだ全く公にされておらず、その被害もどれほどのものかはっきりとしないのですが、、、
ただ、「品目数はなかなかの数になる」だったり、「すごく出荷量の多い医薬品」だったりと怖い噂も聞こえてきます。
ニプロ製品で出荷停止品目:判明しているもの
「ニプロ」出荷調整品
- フロセミド錠10mg「ニプロ」
- フロセミド錠20mg「ニプロ」
- フロセミド錠40mg「ニプロ」
この対象になる医薬品に関しては、分かり次第随時更新していきます!今回のニプロさんは地震の影響なので、福島工場で作られている医薬品のみってことですご、どれだけのものが対象になるんでしょうか。
今回は簡単にこんな感じ。
ニプロさんのジェネリック医薬品を使用してる医療機関は、この工場被災による影響を考慮し早めに代替案を検討していく必要があるかもしれません。
でも、意外と、出荷再開になってきてるみたいですね。自分の薬局も、意外と困ってないかも、、、
ではではーしぐでしたっ
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