フッ素洗口で虫歯予防の習慣に!概要から子どもへの使用について等まとめ

OTC

こんばんはーーー薬剤師のしぐです!

今回は虫歯について!虫歯の概要から、予防についてまとめました〜
治療については歯医者さんのお仕事になるので、はぶいてます。

口内の異常は全身の不調につながるので、しっかりケアしていきましょうーーー

虫歯の概要

虫歯は、口の中の細菌が作り出した酸によって歯が溶けた状態のことです。初期の虫歯は見た目にはわかりにくく、痛みがありません。進行すると、冷たいものがしみたり、痛みが生じたり、歯に穴が開いた状態になったりします。

虫歯になりやすいのは、原因となる細菌が増えやすい状態のときや、細菌の栄養となる糖分を頻繁に摂取する人などです。生活習慣を改善することで予防が可能です。

6月4日は「6(む)4(し)」にちなんで「虫歯の日」。

毎年この虫歯の日に気を引き締めて、虫歯を予防していきましょう。

虫歯予防には歯磨きだよね

歯を磨くのは、1日5回がベストです。朝起きたとき、3食後、夜寝る前。ただ、食後30分はお口の中が酸化し、エナメル質が溶け出しやすい環境になっています。

このタイミングで歯磨きをすると力の加減によっては歯を傷つけてしまうことがあるため出来るだけ食後30分〜1時間あけたほうがいいと言われています。

朝起きたときに磨くのは、寝起きは口内に「便に含まれているのと同じ」というくらい大量の菌が発生していると言われているからです、、、。ヤバッ。

菌が発生する前の寝る前もしっかりと。
5回が難しい場合は、朝起きたときなど口をしっかりすすぎ出来るだけキレイな状態にする。

また、夜寝るとき、口呼吸になってしまったりいびきをかく人は、鼻呼吸に導くためのテープを使ったり、マスクをして寝ると口内の乾燥を防げます。

虫歯は、歯を失う大きな原因ともなっています。厚生労働省では「8020運動」といって、80歳で自分の歯を20本残すことを目標に歯科保健対策を推進しています。

しかし、実態調査によると40歳代半ばから歯を失う人が増えはじめ、55~64歳では自分の歯の平均数は22.4本、65~74歳では16.8本、75歳以上だとわずか8.5本という状態です。

虫歯の原因

口の中にはさまざまな種類の細菌が存在します。そのなかで虫歯の原因となる菌は「ミュータンス菌」です。ミュータンス菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分を餌として増殖し、粘着性のある物質(プラーク)を作って歯の表面に付着します。

それと同時に、酸を作り出します。酸の作用により、プラークが付着した歯の表面からはカルシウムイオンやリン酸イオンが溶け出し、虫歯になりやすい状態を作ります。これを「脱灰」と呼びます。

かかり始めの虫歯は歯磨きによって治癒することがありますが、ある程度進行してしまったら後は悪化していく一方。自然に治ることはありません。

作られた酸が唾液で中和されると、唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが歯に戻って「再石灰化」が起こります。脱灰と再石灰化のバランスが偏り、脱灰が持続した状態が続くと、歯の表面に穴があいて虫歯の状態となります。

子どもの虫歯と、大人の虫歯では性質が異なります。

子どもの虫歯は「噛む面」のシワが寄ったようなところが茶色くなって、虫歯ができてしまいます。子ども虫歯の主な原因は、歯の深い溝にたまる汚れが取り切れていないこと。おやつのカスが残るなどして、虫歯の原因になっていたのです。

しかし、大人の虫歯は、子どもとは違うところが多くあります。まず虫歯ができやすい場所は、歯と歯ぐきの境目。歯周病や加齢によって、歯ぐきの位置が下がってくるためです。

歯は本来、硬い「エナメル質」でおおわれていますが、歯ぐきが下がって露出する部分は、やわらかい「セメント質」や「象牙質」でできています。そのため虫歯になりやすいのです。
歯のくいしばりグセがある人や、歯ぎしりをする人は要注意。圧力で、歯と歯ぐきの境目が壊れて、歯ぐきの根元が露出し、虫歯になりやすくなるからです。

症状

エナメル質(歯の表面を覆う部分)に限った浅い虫歯であれば、歯の表面に穴があいても痛みはありません。内部の象牙質にまで虫歯が進行すると、冷たいものがしみたり、甘いものがしみたりする症状が出ます。

歯髄という歯の神経や血管があるところまで虫歯が進行すると、痛みを感じます。歯髄に細菌が感染して神経が死ぬと痛みは無くなりますが、歯の根っこの先端部分で炎症が起こり、歯ぐきが腫れることがあります。

大人の虫歯は、痛みがないままに進行することがあり、治療が遅れることもあるようです。

検査・診断

まずは歯の表面を観察することで、エナメル質の色の変化や、虫歯によってできた穴の状態が確認されます。隣の歯と接している部分は目で見ることが難しいため、レントゲン写真を撮影することもあります。

レントゲン写真では、歯の内部や根っこ、骨の状態、虫歯の進行の程度が確認されます。その他、虫歯が疑われる部分にレーザー光を照射して、虫歯の進行状況を測定する装置もあります。

虫歯のできやすさ(カリエスリスク)を評価する方法としては、ミュータンス菌やラクトバシラス菌の数を調べる検査や、唾液の性質を調べる検査などがあります。

予防:食生活改善や歯磨き、フッ化物洗口剤

生活習慣の改善で予防が可能

生活習慣、特に食生活は虫歯の進行に影響します。飲食物に含まれる糖分は虫歯菌の栄養になるため、飲食回数が多ければ脱灰の起こる時間は長くなります。間食は時間を決め、飲食回数が増え過ぎないようにすることが大切です。

また、唾液は口の中の細菌を洗い流したり、酸を中和したりする作用があります。唾液をたくさん出すために、食事はよくかんで食べることを意識しましょう。

虫歯予防には、食生活を見直すことも大切です。
その1つは、細菌の栄養となる糖質、とくに砂糖分をとり過ぎないこと。

また、糖尿病があると、虫歯になりやすくなります。糖尿病になると唾液が減少したり、歯周病の発生から歯茎の後退が起こることが、虫歯が増える原因と考えられています。糖尿病を改善し、虫歯を予防するためにも、砂糖分の制限など食生活の見直しが欠かせません。

さらに食生活で大切な点は、よく噛んで食べること。
食べ物をよく噛むと、唾液の分泌量が増えます。唾液にふくまれる成分には、細菌によって溶かされた歯のエナメル質を再生(再石灰化)する働きがあります。

ごく初期の虫歯なら、唾液の作用によって自然治癒するほどです。

よく噛んでゆっくり食事することは、肥満を防ぎ、糖尿病の改善にもつながるので、毎日の食事でかならず心がけるようにしましょう。

また、健康な歯をできるだけ長く保ち、活発な咀嚼を続けられることが全身の健康に良い影響をあたえることがわかっています。

虫歯予防のための歯磨き

虫歯予防の基本は、毎日の生活でおこなうセルフケアである歯磨きです。
虫歯予防と歯の強化のための、正しい歯磨きの方法について知っておきましょう。

歯磨きは食後30分以降が効果的

細菌が繁殖しやすい奥歯や、歯と歯の隙間は、意識的にきちんと磨くようにします。歯茎が後退している場合は、歯と歯茎の境目(歯周ポケット)も磨きましょう。ただし、歯茎を強くこすると歯肉炎を起こしたり、歯周病を悪化させやすいので、境目には毛先の細い歯ブラシを軽くあて、小きざみに動かすようにします。

就寝前の歯磨きはていねいに

細菌がもっとも繁殖しやすい時間帯は睡眠中です。歯磨きをしないで寝ると、起床時には細菌が数十倍にも増えます。朝や日中の歯磨きは、仕事や家事で忙しいこともあって短時間で済ませがちですが、就寝前の歯磨きは少し時間をかけ、電動歯ブラシや歯間ブラシなどでていねいに磨くことを心がけましょう。

フッ化物配合の歯磨き剤で

虫歯予防には、フッ化物(フッ化ナトリウム、フッ化スズ、モノフルオロリン酸ナトリウム)配合の歯磨き剤が適しています。予防効果には個人差があり、平均すると20~30%程度ですが、歯根の虫歯には高い予防効果(60%程度)があるとの報告もあり、注目されています。

フッ化物には、歯質そのものを強くする効果もあるので、歯質が弱く虫歯になりやすい方にも適しています。ただし、即効性があるわけではないので、歯の強化のためには継続して使用する必要があります。

フッ化物には、初期虫歯(細菌がエナメル質を溶かし始めた段階)を健康な状態に再生する効果(再石灰化)や、細菌が酸をつくるのを抑制する効果もあります。

また、歯磨き後に口を何度もすすぐと、歯に付着したフッ化物が洗い流されてしまうので、歯磨き剤の不快感が残らない程度に軽くすすぐようにします。さらに歯磨き後、すぐに食べたり飲んだりしないことも大切です。

日本ではまだフッ化物による虫歯予防は新しい印象がありますが、海外では75年以上も実施され続けていて、高い安全性と有効性が示されています。

フッ素配合洗口剤

商品名「エフコート」等でOTCとして販売されています。発売当初の2015年には薬剤師しか販売できない「要指導医薬品」だったのですが、2018年に「第1類医薬品」に。2019年からは登録販売者でも販売可能な「第3類医薬品」で販売されています。

虫歯予防に有効と言われているフッ素配合の洗口剤。歯磨き同様、毎日使用することが効果的と言われています。4歳から高齢の方まで幅広く使用でき、30秒〜1分ブクブクうがいを行うことで口腔内全体に洗口液を行きわたらせることができます。

うがい後は、しっかりフッ素が口内にとどまるように水ですすがないこともポイントです。うがい後30分、できれば2時間は飲食を避けたほうがいいようです。なので寝る前の使用がオススメ。

幼児が誤って飲み込んでしまったとしても、市販されているフッ化物洗口液により急性中毒になるリスクはほとんどないため、心配はいりません。
フッ化物で急性中毒が生じる量は体重1kgあたり2mgと言われています。体重10kgの小児が急性中毒を起こすには20mgのフッ化物を摂取する必要があると言うわけですね。

フッ化物洗口液1ml中にはフッ化物が0.5mg配合されているので、20mgのフッ化物を摂取するのに40mlのフッ化物洗口液を飲み込む必要があり、現実的にはありえない状況ですね。

また、誤って飲み込んでしまったとしても余分なフッ化物は24時間以内に排泄されるようです。

このフッ化物洗口液の使用開始は、「永久歯が生え始める直前の4歳過ぎからの開始が効果的」と言われています。永久歯の生え始めの頃は歯質が弱い状態なのですが、フッ化物により再石灰化が促進され、歯質の強化が速やかに行われるからです。

特に、歯磨き後の使用が効果的と言われています。

フッ化物洗口による実際の予防効果

実際に、フッ化物洗口を行った子たちを追跡した調査での、むし歯予防効果に関する報告があります。

その報告によると、

● 4歳からフッ化物洗口を行うと、6歳時点での虫歯の数を82%減らせる

● 4歳からフッ化物洗口を行うと、20歳時点での虫歯の数を58%減らせる

こんな感じですねーーー

セルフメディケーションが推奨されているこの時代。
市販薬のみでしっかりセルフケア、予防ができるので今回紹介してみました。

自分も歯医者って苦手で、、、虫歯にならないことが1番ですよね。

ではではーーーしぐでしたっ

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