薬剤師のしぐです。
12月発売予定の後発品。そう、ジェネリック医薬品!!
毎回、このジェネリック発売のタイミングになると、調剤薬局であれば採用せざるを得ない大型後発品が必ずあるのです。
今回、2021.12発売の後発品の中であれば、この医薬品。
レベチラセタム〈イーケプラ錠〉でほぼ間違いないでしょう。
自分の薬局では、毎月、8000錠〜10000錠でてます。
なんだかたくさん処方され、公費をご利用の方も多いので忘れがちですが、このレベチラセタム〈イーケプラ錠〉の薬価。覚えてますか??
イーケプラ錠250mg:124.3円/錠
イーケプラ錠500mg:202.8円/錠
おお。錠数が出る薬剤なので、この薬価はなかなかの脅威ですよね。
そんなレベチラセタム〈イーケプラ錠〉の後発品、ジェネリック医薬品の発売となればこれはもう採用するしかないですよね!!
というわけで、レベチラセタム〈イーケプラ錠〉のジェネリック医薬品についてまとめていきます。
レベチラセタム〈イーケプラ錠〉の後発品・GE承認!
先日、こちらの通知が届きました。
厚生労働省は8月16日、今年12月の薬価収載に向けて製薬各社が申請していた後発医薬品を承認した。初めて後発品が承認されたのは、ユーシービージャパンの抗てんかん薬「イーケプラ」等。
厚生労働省は8月16日、後発医薬品として32成分111品目を承認した。後発品として初めて承認されたのは6成分。企業数・品目数ともに、抗てんかん薬イーケプラが最多で、14社44品目が承認された。各企業からの薬価収載希望を経て12月に追補収載され、発売される。
イーケプラ後発品の承認は、▽共和薬品▽キョーリンリメディオ▽沢井製薬▽ダイト▽高田製薬▽辰巳化学▽東和薬品▽日医工▽日新製薬▽ニプロ▽日本ジェネリック▽フェルゼンファーマ▽Meiji Seikaファルマ▽陽進堂――の14社が取得した。
適応症は先発品と同じ。剤形も、錠剤、ドライシロップ、点滴静注製剤のほか、OD錠や粒状錠も承認された。OD錠は辰巳化学と陽進堂、粒状錠は沢井製薬が承認を取得した。
何かと、話題に上がる、日医工さんも名を連ねていますね。
レベチラセタム〈イーケプラ錠〉後発品の薬価
まだ未収載なので、恒例の?通例通り?の割合で算出するとこちら。
あくまで、予想です。
250mg | 500mg | |
イーケプラ錠(先発医薬品) | 124.3円/錠 | 202.8円/錠 |
レベチラセタム(後発医薬品) | 50円/錠 | 65円/錠 |
破格の薬価差!!
参考までに、過去の大型医薬品の後発医薬品発売時の薬価比較です。
レベチラセタム〈イーケプラ錠〉後発品の発売日
こちらもまだ未収載ですが、毎年のサイクルで考えるとこちら。
12月の第2金曜ということで、
発売日:2021年12月10日
となります!!
毎年のサイクルからの、あくまで、予想です。
昨年12月発売のGEがこちらです。
レベチラセタム〈イーケプラ錠〉後発品のAG
昨今のGE発売に関して、誰しもが気にしている部分。
オーソライズド・ジェネリック:AGの発売の有無について!
まだメーカーさんに確認中なのですが、レベチラセタムの先発品・イーケプラ錠がユーシービージャパン株式会社。あまり、AGは期待できなそうですね。
ただ、大塚製薬も少し絡んでそうなので、可能性が全く0ではないですね。
レベチラセタム「タカタ」後発品発売のお知らせ
自分的な印象ですが、GE医薬品の中でも品質に定評のある高田薬品さんから届きました!
レベチラセタム「タカタ」のお知らせがこちら!!
レベチラセタム錠「タカタ」の特徴
タカタクオリティー!
全自動錠剤分包機落下試験までやってくれるとは、すごく信頼できる!
レベチラセタムDS「タカタ」の特徴
ココの1番の特徴は「グレープフルーツ風味」の味付けでしょうか。
個人的には「副片付きラベル」も、意外と高評価だったり。
一応、今回はこんな感じ。
2021年12月のジェネリックGE発売も、結構有名どころが多いですね。
少しずつまとめていきます!
ではではーしぐでしたっ
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