ガボールパッチとは?視力改善や老眼予防等いろんな効果があるみたい。実際のトレーニング法もご紹介

薬剤師のしぐです。

今回は「ガボールパッチ」について。
結構TVなんかでも取り上げられて、話題みたいですね〜

本日、患者さんからこのガボールパッチについての質問を受けました。

患者さん
患者さん

TVで見たんだけどさ、ガボールパッチの本なんか置いてある?

自分
自分

え?マ、マモール?

患者さん
患者さん

「ガボール」パッチだよ

自分
自分

ガ、ガノールタッチ?

患者さん
患者さん

はっはっはw ガ・ボール・パッチ!

自分
自分

ガボールパッチ!、、、すみません、初めて聞きました。

はい、恥かしいぃぃぃぃぃぃっ

ってなわけで、「ガボールパッチ」についていつ何時、誰に質問されても大丈夫なようにここにまとめておきます。

ガボールパッチとは

まず、ガボールパッチとは。

ガボールパッチとは、イギリスの物理学者デニス・ガボール博士によって考案されたもの。具体的には
「視覚を刺激する効果が高いと言われる、ぼやけた縞模様」のことです。

こんな感じ ↓

このガボール博士。1971年にノーベル物理学賞を受賞された方です。すごい人ですね。

ガボールパッチの効果

種類の異なるガボールパッチを見ることで、脳内視覚野が刺激され、脳で見る力(脳内視力)が鍛えられるんだとか!

近視や老眼を問わず、視力アップが期待できるようです。
また、老眼の予防や動体視力の向上効果も期待できるとか。

眼は光を取り込む場所。その光を脳の視覚野が画像として処理する。
人間のこの画像処理の過程から、脳内視覚野を鍛えることで視力回復っていうのはすごく自然なことですね。

ボヤけた映像しか見えていなくても、脳が出来るだけ「ハッキリくっきりした状態」に補正してくれる力が鍛えられるので、いろいろな原因から来る視力低下に効果が期待されます。

海外の研究報告では、近視の人は平均視力0.4→0.6へ。
老眼の人は平均視力0.3→0.6へ改善したっていう結果が出てるんだって!
す、すごい。ノーリスクでこれだけの結果が出るって、けっこうすごくないですか?

また、脳の処理能力向上・記憶力や集中力の向上により認知症予防にもなるのではないか!と期待されているそうです。

ガボールパッチの可能性、無限大!!!

ガボールパッチトレーニング

実際にこのガボールパッチをどのように使うのかというと、

① 数パターンの模様で構成されたガボール・パッチからひとつの模様を選びます。
② 次に、選んだ模様と同じ模様の仲間をすべて探していきます。
  ※模様が似ていても「傾き方が違えば別模様」と判断します。
③ すべて見つけたと思ったら、今度は別の模様を基準にして、仲間探しを繰り返します。
④ 1日1回、3分〜10分を目安に続けてください。

メガネやコンタクトレンズは装着したまま、明るい場所で行います。
ゲーム感覚で、楽しんでやる感じで大丈夫です!

個人差があるようですが、1ヶ月くらい続けていると効果が出て来る方が多いみたいです。

こんな感じですねーー
実際のガボールパッチの画像をいくつか貼っておくのでご活用ください。

調べてみると、けっこういろいろな方法でこのガボールパッチトレーニングをこなう方法がありそうですね。

書籍でもいくつか販売されてるし、なんならAndroid、iOSどちらもアプリがあるみたい。

無料で、自分だけで、簡単に、ノーリスクでできる目を守るトレーニング。
そりゃ患者さんも気になりますよねーーー。

是非是非やってみてください。

ではではーーーしぐでしたっ

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