ネリゾナ・ネリプロクトも供給遅延!こちらも事前のトラブル対策をしましょう

こんばんはーーーしぐですっ

えーーーと先日書いた、アゾルガ配合点眼液・スタレボ配合錠の出荷が止まってしまうというメーカさんからいただいたご案内。

けっこういろんな医療機関で使われてるものなので、対応が必要な病院、薬局さんも多いみたいですね。

そんな中、今日はこんなお詫びの案内が届きました。

またか、、、。
まあ、前回のアゾルガとスタレボに比べたら使ってる患者さんは少ないのかな?

今回は要するに、こういうこと。

バイエルからレオファーマさんへの販売移管が無事終わったこのお薬等。問題なく流通していたけど、レオファーマさん内部でのコードの変更やら何やらでトラブってて、出荷が遅延してるとか。

そんなこんなで、今回も供給がストップしてしまう上記2剤の詳細と、考えられる代替薬をご紹介します。

ジフルコルトロン吉草酸エステル(ネリゾナ軟膏・ネリゾナクリーム等々)

ベリーストロングに分類されるステロイド外用剤

軟膏と、【O/W型の乳剤性基剤】のクリーム剤と、【W/O型の乳剤性基剤】のユニバーサルクリームソリューションの剤形がある。まるでヘパリン類似物質(商品名:ヒルドイド)みたいですね!

それぞれの剤形、規格によって供給再開の時期が微妙に違ってくるみたいですが、早くて2019.12から。遅くても2020.3中旬には!って感じみたいです。

代替としてはまず併売のテクスメテン。
テクスメテンには軟膏とユニバーサルクリームの剤形しかないみたい。
昔はGEもあったんですけどねーーー。気づいたらなくなっちゃってました。

他には同じベリーストロングの外用剤等になるのかな?

他ベリーストロングの軟膏類(商品名のみ)

  • フルメタ
  • アンテベート〈劇薬〉
  • トプシム〈劇薬〉
  • リンデロンDP〈劇薬〉
  • マイザー
  • ビスダーム〈劇薬〉
  • パンデル

このあたりかな?

ネリプロクト軟膏、坐剤

上記ジフルコルトロン吉草酸エステルに、痛み止めのリドカインを加えたもの。

こうなると適応症痔核の症状(出血、疼痛、腫脹、痒感)になります。
添付文書に、「概ね1週間を目処として使用し、その後の継続投与については〜」の文言があることから結構個別指導なんかで指摘されるお薬。

1週間となると、2gチューブを1日2回1回1本で、14本までの処方が適切って感じなんですよね。

そして、考えられる代替品。

コッチはGEのネリザ軟膏、ネリザ坐剤があるのでGE変更でなんとかなるかな。

このネリザ軟膏、坐剤の販売元であるジェイドルフさん。
おしり関係のお薬にすごく力を入れている会社さんで、その他にもプロクトセディル軟膏や強力ポステリザン軟膏のGEも販売してます。

少し横道にそれますが、このジェイドルフさんは先発品メーカーさんよりも情報提供・販売促進に力を入れていて、胃腸科肛門科の病院では先発品よりもGEの名称での使用、処方が多かったりもします。

あとは先発品ですがヘモナーゼ配合錠なんかも販売してます。

他に代替するなら、ステロイドの種類が少し弱めのものになったり、ステロイドじゃない他の抗炎症剤配合になっちゃうけどこんな感じ

  • プロクトセディル軟膏、坐剤
  • 強力ポステリザン軟膏
  • ボラザG軟膏、坐剤(ステロイド入ってない)

今回はこんな感じですねーーー。

簡単に皆さんへの情報の共有となります。

正直、ウチの薬局ではほとんど処方を受けないです。この2剤。

薬局さんによっては結構処方受けるところもあると思うので、早めの対策を!!

ではではーーしぐでしたっ

コメント

  1. […] […]

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