ピンクリボン月間とは?乳がん検診と最新治療を薬剤師が解説【2026年版】

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ピンクリボン月間とは?乳がん検診と最新治療

乳がんへの理解を広げるピンクリボンと柔らかな光

こんにちは、薬剤師のしぐです。

10月になると、街の建物がピンク色にライトアップされたり、ピンク色のリボンを見かけたりする機会が増えます。

これは、乳がんへの理解を広げる「ピンクリボン月間」の取り組みです。

「乳がん検診が大切」という言葉は、きっと多くの方が聞いたことがあると思います。でも、何歳から、どのくらいの間隔で受けるのか。気になるしこりがあったら、検診まで待ってよいのか。治療薬は、どのように選ばれるのか。

そこまで整理する機会は、意外と少ないかもしれません。

そして、乳がん治療は今も変わり続けています。2026年9月にも、エンハーツ、ダトロウェイ、イブランスで国内の適応拡大がありました。

今回は、ピンクリボン月間の概要と、検診・日頃の気づき、最新の乳がん治療をまとめます。薬局で患者さんの生活と治療を支えるために、どこを確認したいのかも一緒に整理していきましょう。

最初に押さえたいのは、「症状がないときは定期的な検診」「変化があるときは検診を待たずに受診」「治療は乳がんの性質に合わせて選ぶ」という3つです。

  1. ピンクリボン月間とは?10月に乳がんへの理解を広げる取り組み
  2. 乳がんの早期発見には「検診」と「普段との違いへの気づき」
    1. 症状がない方の乳がん検診は、40歳以上・2年に1回が基本
    2. 「ブレスト・アウェアネス」を生活の中に
  3. 乳がん治療は「ステージ」と「がんの性質」で変わる
    1. ホルモン受容体とHER2を調べる理由
  4. 乳がんの薬物療法を整理:内分泌療法からADCまで
    1. 内分泌療法:長く続く治療を支えることが大切
    2. CDK4/6阻害薬:内分泌療法と組み合わせる経口薬
    3. 抗HER2療法:HER2を狙うさまざまな薬
    4. ADC:抗体に薬物を結びつけた治療薬
    5. 免疫療法・遺伝子変異に応じた治療も
  5. 2026年の最新動向:治療の使い方も広がっている
    1. ① エンハーツ+ペルツズマブがHER2陽性乳がんの一次治療へ
    2. ② ダトロウェイがトリプルネガティブ乳がんにも
    3. ③ イブランスがHR陽性・HER2陽性乳がんの維持療法へ
  6. 保険薬局での乳がん治療フォロー:点滴薬も確認する
    1. 「副作用はありませんか?」だけでは拾いにくい
  7. 治療の選択肢と一緒に、生活の選択肢も支えたい
  8. まとめ:ピンクリボンを、健康と治療について考えるきっかけに
  9. FAQ
    1. Q. ピンクリボン月間はいつですか?
    2. Q. 乳がん検診は何歳から、何年ごとに受けますか?
    3. Q. しこりがある場合も、検診を予約すればよいですか?
    4. Q. ブレスト・アウェアネスだけで検診の代わりになりますか?
    5. Q. 乳がんの最新薬を使えば、全ての乳がんに効果がありますか?
    6. Q. トリプルネガティブ乳がんには治療薬がないのですか?
    7. Q. 点滴薬の副作用も薬局に相談できますか?

ピンクリボン月間とは?10月に乳がんへの理解を広げる取り組み

毎年10月は、乳がんについての正しい知識や、早期発見・適切な治療の大切さを伝える啓発月間です。ピンク色のリボンが活動のシンボルとして使われ、講演会、相談会、ウォーキングイベント、建物のライトアップなどが行われます。

乳がんは、多くの女性に関わる身近ながんです。一方で、病名を聞くだけで不安になったり、「忙しいから後で」と検診を先延ばしにしたりすることもあります。

ピンクリボンを見かけたら、最後に検診を受けた時期を確認する。自治体の案内を開いてみる。気になっていた変化を医療機関に相談する。そんな具体的な行動につなげられるとよいですね。

2026年も、埼玉県内ではピンクリボンライトアップなどの取り組みが案内されています。身近な場所での啓発は、家族や職場で健康について話すきっかけにもなります。

乳がんの啓発には、治療中の方や治療後の方、その家族への理解も含めて考えたいところです。 外見だけでは分からない疲れや副作用、仕事・育児との両立への負担にも、目を向けたいですね。

ピンクリボンと乳がん検診の予定を考えるカレンダー

乳がんの早期発見には「検診」と「普段との違いへの気づき」

症状がない方の乳がん検診は、40歳以上・2年に1回が基本

国が推奨する乳がん検診は、40歳以上の女性を対象とした、2年に1回のマンモグラフィです。検診は、症状がない段階でがんを見つけ、乳がんによる死亡を減らすことを目指して行われます。

自治体や職場の案内を確認し、対象年齢、費用、予約方法を調べてみましょう。要精密検査になった場合は、必ず精密検査を受けることが大切です。

マンモグラフィで全ての乳がんが見つかるわけではありません。また、検診には、がんではないのに異常が疑われることや、追加検査が必要になることもあります。検診を受けた後も、気になる変化があれば相談してください。

超音波検査が追加される場合もありますが、誰でもマンモグラフィを超音波だけに置き換えてよいという意味ではありません。乳房の状態、症状、家族歴などを踏まえ、必要な検査を医師と相談します。

「ブレスト・アウェアネス」を生活の中に

ブレスト・アウェアネスとは、乳房を意識する生活習慣のことです。難しい自己検査を完璧に行うことよりも、普段の自分の状態を知り、変化があれば相談することを大切にします。

  • 自分の乳房の普段の状態を知る
  • 乳房の変化に気をつける
  • 変化に気づいたら、すぐ医師に相談する
  • 40歳になったら、2年に1回の乳がん検診を受ける

着替えや入浴の際などに、いつもと違うしこり、皮膚のくぼみ、乳頭や乳輪のただれ、乳頭からの分泌、形の変化などがないか意識してみましょう。

しこりが痛くないから大丈夫、前回の検診で異常がなかったから大丈夫、と自己判断しないことが大切です。

症状がある場合に必要なのは、乳腺外科・乳腺外来などでの診察です。次の検診を待つ必要はありません。40歳未満でも、妊娠・授乳中でも、変化がある場合は相談してください。

家族に若い年齢で乳がんになった方がいるなど、遺伝的なリスクが気になる場合には、検診計画も個別に相談することがあります。また、乳がんは男性にも起こります。男性のしこりや乳頭の変化も、受診の対象です。

乳がん治療は「ステージ」と「がんの性質」で変わる

乳がんには、手術、放射線治療、薬物療法があります。これらを組み合わせ、がんの広がりや性質に合わせて治療します。

手術が可能な乳がんでは、乳房温存手術や乳房全切除術などを検討します。手術前に薬を使ってがんを小さくすることもあり、手術後には再発リスクを下げるための治療を行う場合があります。

一方、遠隔転移がある乳がんでは、薬物療法を中心に、がんの進行を抑えながら生活の質を保つことを目指します。症状に応じた放射線治療や支持療法も組み合わせます。

つまり、同じ薬でも「手術後の再発予防」と「再発・転移後の治療」では、目的や使用条件が異なります。新薬のニュースを見るときも、どちらの場面の話なのか確認したいですね。

ホルモン受容体とHER2を調べる理由

治療選択で重要なのが、ホルモン受容体とHER2です。

ホルモン受容体は、女性ホルモンによる増殖の刺激を受け取る仕組みです。エストロゲン受容体をER、プロゲステロン受容体をPgRと呼びます。HER2は、細胞の増殖に関わるタンパク質です。

大まかな分類治療を考えるポイント
ホルモン受容体陽性・HER2陰性内分泌療法が重要。病状に応じてCDK4/6阻害薬などを組み合わせる
HER2陽性抗HER2療法が重要。ホルモン受容体も陽性なら内分泌療法を使う場面がある
トリプルネガティブER・PgR・HER2が全て陰性。化学療法に加え、条件に応じて免疫療法やADCなどを検討する

実際には、ステージ、閉経状況、治療歴、遺伝子検査、臓器機能、患者さんの希望なども関わります。この表だけで治療が決まるわけではありません。

乳がんの個別化治療をイメージした薬とピンクリボン

乳がんの薬物療法を整理:内分泌療法からADCまで

内分泌療法:長く続く治療を支えることが大切

内分泌療法は、ホルモンの働きや産生を抑えることで、ホルモン受容体陽性乳がんの増殖を抑える治療です。タモキシフェン、アナストロゾール・レトロゾール・エキセメスタンなどのアロマターゼ阻害薬、フルベストラントなどがあります。閉経前では、卵巣の働きを抑える治療を組み合わせることがあります。

「ホルモン療法」という名前でも、ホルモンを補う治療とは異なります。

薬局では、ほてり、関節の痛み、睡眠への影響など、毎日の生活で困っていることを確認します。長期の治療では「飲めているか」に加え、「続けるのがつらくなっていないか」が大切です。

CDK4/6阻害薬:内分泌療法と組み合わせる経口薬

イブランス(パルボシクリブ)、ベージニオ(アベマシクリブ)などは、細胞周期に関わるCDK4/6を抑える薬です。

主にホルモン受容体陽性乳がんで使われますが、薬剤によって適応や服用スケジュールが違います。ベージニオでは条件を満たす術後乳がんでも使用されます。

イブランスでは服薬期間と休薬期間、好中球減少や感染症を、ベージニオでは特に下痢への早めの対応を意識します。同じ分類の薬だからといって、説明を一括りにしないことが重要です。

抗HER2療法:HER2を狙うさまざまな薬

HER2陽性乳がんでは、トラスツズマブ、ペルツズマブ、カドサイラ、エンハーツなど、複数の薬が使われます。

2026年4月には、HER2を標的にする経口薬ツカイザ(ツカチニブ)が国内で発売されました。化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能・再発乳がんに、トラスツズマブとカペシタビンを組み合わせて使います。脳転移がある患者さんを含む試験で検討されている点も、特徴の一つです。

薬局では、ツカイザ単独の注意点に加え、カペシタビンによる手足の症状、併用療法全体での下痢や肝機能の確認などが必要になります。

ADC:抗体に薬物を結びつけた治療薬

ADCは「抗体薬物複合体」のことです。がん細胞にある目印を抗体が認識し、結びつけた薬物を届けるように設計されています。

エンハーツはHER2を、ダトロウェイはTROP-2を標的にします。同じADCでも、狙う目印や使う患者さん、注意する副作用は異なります。

狙って届ける薬でも、副作用への対応は必要です。 間質性肺疾患などの重大な副作用を早く拾うために、患者さんが相談しやすい関係を作っておくことが大切です。

免疫療法・遺伝子変異に応じた治療も

トリプルネガティブ乳がんでは、病期やPD-L1などの条件に応じて、キイトルーダ(ペムブロリズマブ)などの免疫チェックポイント阻害薬を使う場面があります。術前・術後と再発・転移では、選択条件や組み合わせが異なります。

また、BRCA遺伝子変異などに応じたPARP阻害薬や、増殖シグナルに関わる遺伝子変異に応じた治療もあります。例えばトルカプ(カピバセルチブ)は、内分泌療法後に増悪し、PIK3CA・AKT1・PTENのいずれかの遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性・HER2陰性の手術不能・再発乳がんに、フルベストラントと併用します。

腫瘍の遺伝子検査と、遺伝的に受け継がれる変異を調べる検査では、分かることが違います。「遺伝子変異がある」と聞いて、直ちに家族にも同じリスクがあると決めつけることはできません。

2026年の最新動向:治療の使い方も広がっている

① エンハーツ+ペルツズマブがHER2陽性乳がんの一次治療へ

2026年9月16日、エンハーツはペルツズマブとの併用療法について、HER2陽性の手術不能・再発乳がんで国内の適応拡大承認を取得しました。HER2陽性転移性乳がんの一次治療を対象としたDESTINY-Breast09試験に基づく承認です。

エンハーツは、従来の治療歴がある場面だけでなく、転移性乳がんの初期の治療選択にも関わるようになっています。

ただし、HER2陽性乳がんの患者さん全員がこの組み合わせを使うという意味ではありません。手術前後の治療にそのまま当てはめることもできません。

② ダトロウェイがトリプルネガティブ乳がんにも

同じ2026年9月16日、ダトロウェイには、ホルモン受容体陰性・HER2陰性の手術不能・再発乳がんの適応が追加されました。

根拠となったTROPION-Breast02試験は、免疫療法の対象とならない、未治療の転移性または局所再発性の手術不能なトリプルネガティブ乳がんを対象にしています。

実際の選択では、PD-L1発現や前治療歴などを踏まえる必要があります。トリプルネガティブなら誰でも一律に使う、という理解は避けたいところです。

もともとの、化学療法歴があるホルモン受容体陽性・HER2陰性乳がんでの適応と合わせ、薬局でも見かける機会が増える可能性があります。

③ イブランスがHR陽性・HER2陽性乳がんの維持療法へ

2026年9月16日、イブランスには、ホルモン受容体陽性・HER2陽性の手術不能・再発乳がんにおける、化学療法後の維持療法の適応が追加されました。

抗HER2療法と内分泌療法にイブランスを組み合わせる治療です。HER2陰性乳がんでの印象が強かった薬なので、ここは薬局側も認識を更新したいところですね。

今回の位置づけは「化学療法後の維持療法」です。 HER2陽性の全ての治療場面へ使えるようになったわけではありません。

これらの動きから分かるのは、新しい薬が増えるだけでなく、既存の薬を「どの段階で」「何と組み合わせるか」も変わっているということです。

乳がん治療中の服薬と相談を支える薬局の机

保険薬局での乳がん治療フォロー:点滴薬も確認する

薬局に来る処方箋は、飲み薬や支持療法薬が中心かもしれません。でも、その背景でどの点滴治療が行われているかによって、確認したい症状は変わります。

制吐薬やうがい薬が処方されているなら、その使い方だけでなく、何の治療を受けているのか、次の投与日はいつか、病院からどのような連絡基準が示されているかも確認したいですね。

治療・薬剤薬局で確認したい内容質問の例
内分泌療法ほてり、関節痛、生活への負担、服薬継続「痛みで家事や仕事がしづらくなっていませんか?」
イブランス服薬・休薬日、血液検査、発熱や感染症状「休薬は何日からですか?熱やのどの痛みはありませんか?」
ベージニオ下痢の回数、水分摂取、処方された下痢止めの使用「いつもより何回増えていますか?水分は飲めていますか?」
トルカプ服薬日と休薬日、下痢、皮疹、高血糖症状「飲む日・休む日は確認できていますか?強い口渇はありませんか?」
エンハーツ咳、息切れ、発熱、吐き気や食事量「普段の歩行や階段で息切れが増えていませんか?」
ダトロウェイ口内炎、眼症状、咳・息切れ「口が痛くて食べづらくありませんか?まぶしさや見えにくさは?」
ツカイザ併用療法下痢、手足の痛み、服薬管理、検査予定「手足の痛みで歩く・物を持つ動作に支障はありませんか?」
免疫チェックポイント阻害薬下痢、呼吸器症状、皮疹、強い倦怠感など「治療前と比べて、便や体調に変化はありませんか?」

※全ての副作用を網羅した表ではありません。患者さんごとの治療内容・病院の指示に合わせて確認します。

「副作用はありませんか?」だけでは拾いにくい

患者さんが、症状を薬と結びつけていないこともあります。「口内炎はありますか?」に加えて、「食べられるものが減っていませんか?」と聞くと、生活への影響が分かります。

ダトロウェイでは、ドライアイ、涙が増える、まぶしい、見えにくいなどの症状にも注意が必要です。市販の目薬だけで様子を見るよう勧めず、症状があれば眼科受診につなげます。

エンハーツやダトロウェイでの新たな咳・息切れ・発熱は、間質性肺疾患の可能性を含め、速やかに治療施設へ相談する症状です。強い呼吸困難がある場合は救急対応を考えます。

発熱、飲めない・食べられないほどの症状、強い下痢などについても、次回予約まで待たず、病院から示された基準に沿って連絡します。薬局で原因を断定するより、発症時期、程度、治療との時間関係を整理して伝えることが重要です。

経口抗がん薬の管理は、コチラでも整理しています。

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薬ごとのスケジュールは異なりますが、開始日・休薬日・残薬・生活への影響を具体的に確認する考え方は共通します。

治療の選択肢と一緒に、生活の選択肢も支えたい

乳がんの治療は、仕事、育児、家事、将来の妊娠・出産、外見の変化などにも関わります。将来の妊娠・出産を希望する場合は、治療が始まる前に相談することが大切です。

また、支持療法や緩和ケアは、診断された時点から心と体のつらさを和らげるために利用できます。痛みや吐き気だけでなく、不眠、不安、疲れなども相談してよい内容です。

「治療が効いているから、つらさは我慢しよう」となっていないか。薬の説明を理解できていても、生活の中では続けにくくなっていないか。そこを一緒に考えられるのが、地域の薬局の役割だと思います。

健康教育の場でも、「検診を受ける」だけでなく、「気になることを相談してよい」「治療中の人への配慮が大切」というメッセージを伝えたいですね。

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まとめ:ピンクリボンを、健康と治療について考えるきっかけに

ピンクリボン月間は、乳がんを知り、検診や受診につなげるきっかけです。症状のない方は定期的な検診を、気になる変化がある方は検診を待たずに受診を考えましょう。

乳がん治療は、ホルモン受容体、HER2、遺伝子変異、治療歴などに合わせて選ばれます。2026年も、ADCや経口薬の適応拡大により、選択肢が広がっています。

薬局では、新薬の名前を知ることに加えて、その治療を受ける患者さんが毎日どう過ごしているのかを確認することが大切です。

検診につながる声かけと、治療を安心して続けるための支援。その両方を、身近な場所から積み重ねていきたいですね。

FAQ

Q. ピンクリボン月間はいつですか?

毎年10月です。乳がんの知識や、早期発見・適切な治療の大切さを広げる啓発活動が行われます。

Q. 乳がん検診は何歳から、何年ごとに受けますか?

国が推奨する検診は、40歳以上の女性を対象とする2年に1回のマンモグラフィです。遺伝的なリスクなどによって個別の検査計画が必要な場合もあるため、気になる方は医師に相談してください。

Q. しこりがある場合も、検診を予約すればよいですか?

症状がある場合は、検診を待たずに乳腺外科・乳腺外来などを受診してください。年齢や前回の検診結果にかかわらず、変化を相談することが大切です。

Q. ブレスト・アウェアネスだけで検診の代わりになりますか?

代わりにはなりません。普段の乳房の状態を知り、変化に気づく習慣と、対象年齢での定期的な検診を両方続けます。

Q. 乳がんの最新薬を使えば、全ての乳がんに効果がありますか?

薬によって対象となるタイプや治療歴が違います。ホルモン受容体、HER2、遺伝子変異、病期、体の状態などを踏まえて選択します。

Q. トリプルネガティブ乳がんには治療薬がないのですか?

治療法はあります。化学療法を中心に、条件に応じて免疫療法やADC、遺伝子変異に応じた薬などを検討します。2026年9月にはダトロウェイの適応も追加されました。

Q. 点滴薬の副作用も薬局に相談できますか?

相談できます。治療薬の名前、投与日、症状が始まった時期、病院からの指示を共有すると役立ちます。ただし、新たな息切れ・発熱、飲食できないほどの症状などは、治療施設へ速やかに連絡してください。

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