エンシュア・ラコール・イノラス・エネーボの違いは?栄養剤の使い分けを薬剤師が比較【2026年版】

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エンシュア・ラコール・イノラス・エネーボの違いと使い分け

こんばんは。薬剤師のしぐです。

薬局でよく見かける、

エンシュアH
エンシュア・リキッド
ラコールNF
イノラス
エネーボ

などの経腸栄養剤。

どれも、

「食事だけでは十分な栄養を取れない患者さんに使う栄養剤」

という点では似ています。

でも実際には、

カロリー濃度も違う。
1本の容量も違う。
含まれている栄養素も違う。
味の選択肢も違う。

なので、

「結局どれをどう使い分けるの?」

と思ったことがある薬剤師さんも多いのではないでしょうか。

僕も薬局で処方箋を見ながら、

「今回はイノラスなんだ」

「前はエンシュアHだったけど、どうして変わったんだろう?」

と考えることがあります。

今回は、

  • エンシュアH
  • エンシュア・リキッド
  • ラコールNF
  • イノラス
  • エネーボ

について、

カロリー・容量・栄養組成・水分・味・使いやすさ

という視点から整理してみます。

なお、これは単純な「薬剤Aは患者A」という使い分けではありません。

実際には、

患者さんの必要エネルギー量、飲める量、経口か経管か、消化管機能、嗜好、病態

などを総合して選ばれます。

その前提で、

「それぞれどんな特徴があるのか」

を見ていきましょう!

  1. まずは5剤をざっくり比較!
    1. エネルギー密度で比較
  2. 飲める量が少ないなら「高濃度」が候補になりやすい
  3. イノラスは「少量・高カロリー」が最大の特徴
    1. 125mL
    2. 187.5mL
  4. エンシュアHは「昔から使われる高カロリータイプ」
  5. エンシュア・リキッドは1.0kcal/mL
  6. ラコールNFは1.0kcal/mL+フレーバー豊富
  7. エネーボは1.2kcal/mL+栄養組成が特徴的
  8. 「1.0kcal」と「高濃度」、どちらが良い?
    1. 高濃度が向きやすい状況
    2. 1.0kcal/mLが使いやすい状況
  9. 水分量にもかなり差がある
    1. ラコールNF 200mL
    2. イノラス125mL
    3. イノラス187.5mL
  10. 「味」は意外と最重要かもしれない
    1. エンシュアH
    2. ラコールNF
    3. イノラス
  11. 経口と経管でも考え方は変わる
  12. 牛乳たん白アレルギーにも注意
  13. がん患者さんでは何を重視する?
  14. 栄養剤の使い分けを超ざっくり整理すると
    1. エンシュア・リキッド
    2. ラコールNF
    3. エネーボ
    4. エンシュアH
    5. イノラス
  15. 2026年からは「なぜ栄養剤が必要か」も重要
  16. 薬局で栄養剤を見るときのチェックポイント
    1. ① 1日何kcal取れている?
    2. ② 本当に全部飲めている?
    3. ③ 水分は足りている?
    4. ④ 味に飽きていない?
    5. ⑤ 食事量は変化していない?
    6. ⑥ なぜこの製剤なのか?
    7. ⑦ 2026年以降は処方理由も確認
  17. まとめ
  18. Q1.一番カロリーが高い経腸栄養剤は?
  19. Q2.イノラスとエンシュアHはどう違う?
  20. Q3.ラコールNFとエンシュア・リキッドのカロリーは?
  21. Q4.栄養剤は高カロリーなほど良い?
  22. Q5.エネーボの特徴は?
  23. Q6.乳糖不耐症ならラコールNFは使える?
  24. Q7.がん患者ではどの栄養剤が良い?

まずは5剤をざっくり比較!

経腸栄養剤のカロリー密度と容量の違い

最初に、いちばん分かりやすいところから。

エネルギー密度で比較

製剤エネルギー密度主な1容器
エンシュア・リキッド1.0kcal/mL250mL=250kcal
ラコールNF1.0kcal/mL200mL=200kcal
エネーボ1.2kcal/mL250mL=300kcal
エンシュアH1.5kcal/mL250mL=375kcal
イノラス1.6kcal/mL125mL=200kcal / 187.5mL=300kcal

この表だけでも、かなり違います。

一番大きなポイントは、

同じカロリーを摂るのに必要な「量」が違う

こと。

たとえば300kcal摂ろうとすると、

  • 1.0kcal/mLなら約300mL
  • エネーボなら250mL
  • イノラスなら187.5mL

になります。

イノラスは1.6kcal/mLと高濃度で、少量で効率的に栄養を補給できるよう設計されています。

ここが栄養剤を考えるうえで、まず大きな使い分けポイントですね。

飲める量が少ないなら「高濃度」が候補になりやすい

患者さんによっては、

「栄養剤を250mLも飲めない」

ということがあります。

特に、

  • 食欲がかなり低下している
  • がん悪液質がある
  • すぐお腹がいっぱいになる
  • 一度にたくさん飲むのがつらい
  • 水分摂取量を考慮する必要がある

といった患者さん。

こういうとき、

1mLあたりのカロリーが高い製剤

は選択肢になりやすいです。

代表的なのが、

エンシュアH:1.5kcal/mL

そして、

イノラス:1.6kcal/mL

です。

特にイノラスは、

125mLで200kcal。

187.5mLで300kcal。

かなりコンパクトですよね。

僕自身、がん患者さんの処方を見ていると、

「これくらいの量なら何とか飲めそう」

ということは結構重要だと思います。

栄養剤は、

処方されても飲めなければ意味がない

ですからね。

イノラスは「少量・高カロリー」が最大の特徴

イノラスについてもう少し詳しく。

イノラスは、

1.6kcal/mL

と今回比較する中では最も高濃度。

現在は、

125mL

  • 200kcal
  • コーヒーフレーバー
  • 紅茶フレーバー

187.5mL

  • 300kcal
  • ヨーグルトフレーバー
  • りんごフレーバー
  • コーヒーフレーバー
  • いちごフレーバー

があります。

つまり、

「できるだけ少ない量でカロリーを取りたい」

という場面では非常に分かりやすい特徴があります。

また900kcal投与時に、日本人の食事摂取基準におけるビタミン・微量元素の推奨量または目安量をおおむね充足する設計で、カルニチンやコリンも配合されています。

イノラスについては、

イノラスの味は?コーヒー・ストロベリーを比較|飲みやすさと特徴を薬剤師が解説
イノラスの味は?コーヒー・ストロベリーを比較|飲みやすさと特徴を薬剤師が解説薬剤師のしぐです。「イノラスって、どんな味?…

でも詳しくまとめています。

エンシュアHは「昔から使われる高カロリータイプ」

エンシュアHは、

1.5kcal/mL

です。

250mLで、

375kcal。

イノラスほどではありませんが、こちらも高カロリータイプ。

そしてエンシュアHの強みのひとつが、

フレーバーの多さ。

2026年現在、メーカーサイトでは、

  • バニラ
  • コーヒー
  • バナナ
  • 黒糖
  • メロン
  • ストロベリー
  • 抹茶

の7種類が確認できます。

栄養剤は長期間飲むケースも多いので、

味を変えながら継続できる

というのは実はかなり大事です。

「バニラはもう飽きた」

「甘い味ばかりはきつい」

なんて患者さん、いますよね。

栄養学的な数字だけでなく、

続けられる味があるか

も立派な使い分けポイントだと思います。

エンシュア・リキッドは1.0kcal/mL

エンシュア・リキッドは、

1.0kcal/mL。

250mLで250kcalです。

エンシュアHよりエネルギー密度は低いので、

同じカロリーを摂るには、より多くの容量が必要になります。

一方で、

高濃度製剤ほど少量になるため、

「水分をある程度一緒に取りたい」

という考え方では1.0kcal/mL製剤が選ばれることもあります。

ただし栄養剤だけで水分必要量を満たせるとは限らないので、

別途水分管理は必要

です。

ちなみにここは2026年版で大事な更新。

エンシュア・リキッドはかつて、

  • バニラ
  • コーヒー
  • ストロベリー

がありましたが、

コーヒー味は販売中止、

バニラ味も販売中止となっています。

現在メーカーサイトにはこれらの販売中止情報が掲載されており、従来よりフレーバー選択肢が少なくなっています。

ここは古い比較記事だと情報が古いことがあるので注意ですね。

ラコールNFは1.0kcal/mL+フレーバー豊富

ラコールNFも、

1.0kcal/mL。

200mLで200kcalです。

現在は200mLパウチで、

  • ミルク
  • バナナ
  • コーヒー
  • コーン
  • 抹茶

の5フレーバーがあります。

さらに経管投与向けとして400mLバッグもあります。

このため、

経口でも経管でも使いやすい

というのが特徴のひとつ。

またラコールNFは、

乳糖を含みません。

大塚製薬工場のQ&Aでも、

ラコールNF配合経腸用液には乳糖が含まれていないため、乳糖不耐症患者にも投与可能とされています。

一方で、

牛乳たん白アレルギーは禁忌

なので、

「乳糖不耐症」と「牛乳アレルギー」は分けて考える必要があります。

ここ、意外と混同しやすいですね。

エネーボは1.2kcal/mL+栄養組成が特徴的

経腸栄養剤ごとの栄養組成の違い

エネーボは、

1.2kcal/mL。

1缶250mLで、

300kcal

です。

カロリー密度だけで見ると、

1.0と1.5のちょうど中間くらい。

ただしエネーボの特徴は、

単なるカロリー濃度だけではありません。

添付文書を見ると、

  • 難消化性デキストリン
  • フラクトオリゴ糖
  • 大豆多糖類
  • 魚油
  • カルニチン
  • タウリン
  • コリン

など、多様な成分が配合されています。

つまり、

長期的な経腸栄養管理を意識した栄養組成

が特徴。

単純に、

「300kcal取れるからエネーボ」

というより、

栄養組成まで考えて選択されるタイプ

と考えると分かりやすいと思います。

「1.0kcal」と「高濃度」、どちらが良い?

これは、

どちらが優れているという話ではありません。

たとえば、

高濃度が向きやすい状況

  • 少量しか飲めない
  • 高いエネルギー補給が必要
  • 一度に大量摂取しにくい
  • 栄養剤そのものの容量を減らしたい

こうした場合は、

イノラスやエンシュアHなどが候補になりやすい。

一方、

1.0kcal/mLが使いやすい状況

  • 容量をある程度摂取できる
  • 水分もある程度含めて補給したい
  • 従来から問題なく継続できている
  • 経管栄養で投与量を調整したい

といったケースでは、

ラコールNFやエンシュア・リキッドなども使いやすい。

ただし患者さんの水分出納、心不全、腎機能などによっても変わるため、

「高濃度=常に良い」ではありません。

水分量にもかなり差がある

ここも見逃されやすいポイント。

たとえばメーカー情報では、

ラコールNFの水分含量は約85%。

イノラスは約75%です。

具体的には、

ラコールNF 200mL

水分量:約170mL

イノラス125mL

水分量:約93mL

イノラス187.5mL

水分量:約140mL

です。

同じように栄養剤を飲んでいても、

実際に体へ入る水分量は違う

ということ。

高濃度栄養剤では特に、

栄養は取れていても、

水分不足にならないか

は別に考える必要があります。

反対に、

心不全などで水分量を意識する患者さんでは、

少量高濃度がメリットになることもあります。

「味」は意外と最重要かもしれない

薬局では、

数字を比較するとどうしても、

  • カロリー
  • たんぱく質
  • 水分
  • 微量元素

に目が行きます。

でも経口で飲んでいる患者さんにとって、

かなり重要なのが、

味。

たとえば、

エンシュアH

7フレーバーと選択肢が多い。

ラコールNF

ミルク・バナナ・コーヒー・コーン・抹茶の5種類。

イノラス

規格によってフレーバーが異なり、125mLはコーヒー・紅茶、187.5mLはヨーグルト・りんご・コーヒー・いちご。

毎日飲むものなので、

「好きな味」

より、

「嫌にならずに続けられる味」

を見つけることが大切。

味覚障害があるがん患者さんでは、

治療途中で好みが変わることもあります。

だから、

「前はコーヒー味が好きだったから」

で固定せず、

時々確認してあげるといいと思います。

経口と経管でも考え方は変わる

今回比較している栄養剤は、

基本的に経口または経管で使われる製剤ですが、

実際の選択では、

どう投与するか

も重要です。

経口なら、

  • 容量
  • 飲みやすさ
  • 飽きにくさ

の比重が大きくなります。

一方、経管なら、

  • 投与速度
  • 容量
  • 水分量
  • 消化管への負担
  • チューブ管理

などがより重要。

たとえばラコールNFの経管投与速度は、通常75~125mL/時間とメーカーから案内されています。

つまり同じ経腸栄養剤でも、

経口患者と経管患者では“使いやすさ”の意味が違う

ということですね。

牛乳たん白アレルギーにも注意

これは栄養剤全般で重要。

イノラスやラコールNFなどは、

牛乳たん白アレルギーの患者には禁忌

です。

またラコールNFには、

乳カゼインと分離大豆たん白質が含まれています。

メーカーQ&Aでは、牛乳アレルギーや大豆アレルギー患者への投与はできないとされています。

一方、

乳糖不耐症=牛乳アレルギーではありません。

ラコールNFには乳糖は含まれません。

イノラスには原料由来の乳糖が少量含まれます。

このあたりは、

「牛乳がダメ」

という患者さんが、

アレルギーなのか乳糖不耐症なのか

で意味がまったく違います。

服薬指導時に確認しておきたいですね。

がん患者さんでは何を重視する?

個人的に、がん治療中の患者さんでは、

「飲み切れるか」

をかなり重視したいと思っています。

抗がん剤治療中は、

  • 食欲不振
  • 悪心
  • 口内炎
  • 味覚障害
  • 倦怠感
  • 早期満腹感
  • がん悪液質

などが起こることがあります。

この状態で、

「栄養のために250mL全部飲んでください」

と言われても、

かなり大変な患者さんもいます。

そこで、

少量高カロリーのイノラスやエンシュアH

が使いやすいこともある。

一方で、

患者さんがエンシュアHの味を嫌がってまったく飲めないなら、

いくら高カロリーでも意味がありません。

なので、

カロリー密度+嗜好性

の両方を見る必要があります。

薬局で、

「何本飲めています?」

だけでなく、

「味はまだ大丈夫ですか?」

と聞くのも結構大事だと思います。

栄養剤の使い分けを超ざっくり整理すると

患者の状態に合わせた経腸栄養剤の使い分け

あえてかなり簡単に整理するなら、

エンシュア・リキッド

1.0kcal/mLのベーシックタイプ。

容量をある程度摂取できる患者さんで使いやすい。

ラコールNF

1.0kcal/mL+フレーバーが豊富。

経口・経管の両方で使いやすく、200mLパウチも扱いやすい。

エネーボ

1.2kcal/mL+栄養組成に特徴。

食物繊維やカルニチン、タウリンなどを含み、長期栄養管理を意識した設計。

エンシュアH

1.5kcal/mL+7種類のフレーバー。

少ない量でより多くのカロリーを摂りつつ、味の選択肢も多い。

イノラス

1.6kcal/mLで最も高濃度。

特に「量をたくさん飲めない」という患者さんで大きなメリットになり得る。

こんなイメージ。

ただし繰り返しますが、

この表だけで患者さんの栄養剤を決めるわけではありません。

あくまで、

「各製剤の特徴を理解する入口」

です。

2026年からは「なぜ栄養剤が必要か」も重要

そして2026年。

栄養剤についてはもうひとつ重要なポイントがあります。

それが、

処方理由。

イノラス、エンシュア、ラコールなど一部の栄養保持目的医薬品では、外来処方時に、

「なぜ医薬品としてこの栄養剤が必要なのか」

という理由の記載が重要になりました。

実際の薬局現場では、

「食事困難による栄養補助」

「がん悪液質による栄養補助のため」

といった理由を見かけます。

一方で、

理由を記載して継続するのではなく、

これを機に栄養剤自体を処方から外す医療機関もある印象

です。

詳しくはこちらの記事でまとめています。

2026年から栄養剤に処方理由が必要?イノラス・エンシュア・ラコールの対象薬と薬局対応を解説
こんばんは。薬剤師のしぐです。2026年度診療報酬改定で、薬局現場でもかなり気になる変更がありました。それが、イノラス、…

薬局で栄養剤を見るときのチェックポイント

最後に、実際の処方箋を見るときに僕が意識したいポイントをまとめます。

① 1日何kcal取れている?

まず処方本数だけでなく、

総カロリー

を見る。

② 本当に全部飲めている?

「1日3本処方」

と、

「実際に3本飲めている」

は別です。

③ 水分は足りている?

高濃度製剤ほど、同じカロリーでも水分量は少なくなります。

④ 味に飽きていない?

長期処方ではかなり重要。

⑤ 食事量は変化していない?

栄養剤だけでなく、

実際の食事摂取量も確認。

⑥ なぜこの製剤なのか?

少量高濃度?

味?

経管?

栄養組成?

処方背景を考えると、患者さんの状態が見えやすくなります。

⑦ 2026年以降は処方理由も確認

対象薬では、

処方理由の記載

も忘れず確認。

こう考えると、

栄養剤って単なる、

「食事の代わりの飲み物」

ではないんですよね。

かなり奥が深い医薬品です。

まとめ

今回は、

エンシュアH
エンシュア・リキッド
ラコールNF
イノラス
エネーボ

の使い分けについて整理しました。

ポイントは、

「どれが一番いい栄養剤か」ではない

ということ。

患者さんによって、

  • 必要カロリー
  • 飲める容量
  • 水分量
  • 経口・経管
  • 栄養組成
  • 病態

が違います。

だからこそ、それぞれの特徴を理解して、

「なぜこの患者さんにはこの栄養剤なのか?」

を考えるのが大切。

ざっくり整理すると、

少量・高カロリーならイノラスやエンシュアH。

1.0kcal/mLの標準的なタイプならラコールNFやエンシュア・リキッド。

栄養組成まで含めて特徴があるのがエネーボ。

そして経口で飲むなら、

味と継続できるか

もかなり大事です。

薬局では、

「栄養剤ですね」

で終わらせず、

「ちゃんと飲めています?」

「味、大丈夫です?」

「食事はどれくらい取れています?」

そんな一言から患者さんの栄養状態を確認していきたいですね。

ではではー。

しぐでしたっ。


FAQ

Q1.一番カロリーが高い経腸栄養剤は?

今回比較した5剤では、イノラスが1.6kcal/mLで最も高濃度です。エンシュアHは1.5kcal/mLです。

Q2.イノラスとエンシュアHはどう違う?

どちらも高カロリーですが、イノラスは1.6kcal/mL、エンシュアHは1.5kcal/mL。イノラスは125mL・187.5mLと小容量なのが特徴で、エンシュアHは7種類のフレーバーがある点が特徴です。

Q3.ラコールNFとエンシュア・リキッドのカロリーは?

どちらも1.0kcal/mLです。ラコールNFは200mLで200kcal、エンシュア・リキッドは250mLで250kcalです。

Q4.栄養剤は高カロリーなほど良い?

いいえ。必要なカロリー、水分量、消化管機能、摂取可能量などによって適した製剤は異なります。

Q5.エネーボの特徴は?

1.2kcal/mLで、食物繊維、フラクトオリゴ糖、魚油、カルニチン、タウリン、コリンなどを含む栄養組成が特徴です。

Q6.乳糖不耐症ならラコールNFは使える?

ラコールNFには乳糖は含まれていません。ただし牛乳たん白アレルギーは禁忌なので、乳糖不耐症と牛乳アレルギーは区別が必要です。

Q7.がん患者ではどの栄養剤が良い?

一律には決められません。食欲低下や早期満腹感が強い場合には少量高カロリー製剤が選択肢になりますが、味、飲みやすさ、病態や必要栄養量も含めて判断されます。

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