ドチヌラド(ユリス錠)とは?作用機序・副作用・用法・痛風発作時の注意点【2026年】

薬剤師のしぐです。
今回は、痛風・高尿酸血症の治療薬「ユリス錠」について。
一般名はドチヌラドです。
ユリスは、腎臓で尿酸が体内へ戻るのを抑え、尿中へ排泄しやすくする薬です。
フェブリクなどのように尿酸が作られる過程を抑える薬とは、尿酸値を下げる仕組みが違います。
そして、ユリスでとくに押さえておきたいのが「痛風発作が起きたとき、どうするのか?」という点。
- 痛風発作が起きている最中に、ユリスを新しく開始しない
- すでにユリスを服用している途中で発作が起きても、自己判断で中止・減量しない
この2つは似ているようで、対応が真逆です。
この記事では、ユリス錠の作用機序、用法・用量、副作用、尿路結石への注意点、併用薬の確認までまとめていきます。
- ドチヌラド(ユリス錠)とは?
- ドチヌラドの作用機序|URAT1を選択的に阻害
- ユリス錠の用法・用量|0.5mgから少しずつ増量
- 痛風発作が起きたとき、ユリスはどうする?
- ユリス錠の主な副作用
- 腎機能が低下している場合の注意点
- ユリス錠と併用薬|アスピリンにも注意
- 薬局で確認したいポイント
- まとめ|痛風発作が起きても自己判断で中止しない
- よくある質問(FAQ)
- ドチヌラド〈ユリス錠〉の適応・効能効果
- ユリス錠の有効成分
- ドチヌラド〈ユリス錠〉の用法用量
- ドチヌラド〈ユリス錠〉の食事による影響
- ドチヌラド〈ユリス錠〉の作用機序
- ドチヌラド〈ユリス錠〉の特徴
- ユリス錠の名称の由来
- ドチヌラド〈ユリス錠〉の禁忌
- ドチヌラド〈ユリス錠〉各規格の薬価
- ユリス錠新薬処方日数制限解除へ!
- 夏場は尿路結石の予防が特に重要!
- ユリス錠の適応症である高尿酸血症とは
- 高尿酸血症において生活習慣で注意すること
ドチヌラド(ユリス錠)とは?
ユリス錠は、選択的尿酸再吸収阻害薬(SURI:Selective Urate Reabsorption Inhibitor)に分類される高尿酸血症治療薬です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売名 | ユリス錠0.5mg・1mg・2mg |
| 一般名 | ドチヌラド |
| 薬効分類 | 選択的尿酸再吸収阻害薬(SURI) |
| 効能・効果 | 痛風、高尿酸血症 |
| 基本の服用回数 | 1日1回 |
| 通常の開始量 | 0.5mg/日 |
| 通常の維持量 | 2mg/日 |
| 最大投与量 | 4mg/日 |
ユリス錠には0.5mg、1mg、2mgの3規格があります。
最大投与量は4mgですが、4mg錠があるわけではありません。通常は2mg錠を2錠服用する形になります。
ドチヌラドの作用機序|URAT1を選択的に阻害
血液中の尿酸は腎臓でろ過されたあと、その一部が近位尿細管にあるURAT1というトランスポーターを介して、もう一度体内へ取り込まれます。
ユリスは、このURAT1を選択的に阻害します。
つまり、いったん尿中へ出た尿酸が血液へ戻る「再吸収」を抑え、尿酸を尿から排泄しやすくする薬です。
ざっくり言えば、
尿酸を作らせない薬ではなく、尿酸を体外へ出しやすくする薬。
ということになります。
ドチヌラドはURAT1への選択性が高く、尿酸の分泌に関係するABCG2、OAT1、OAT3などへの阻害作用が比較的弱い点が特徴です。
フェブリクとの違いは?
| 薬剤 | 尿酸を下げる仕組み |
|---|---|
| ユリス(ドチヌラド) | URAT1を阻害し、尿酸の再吸収を抑えて排泄を促す |
| フェブリク(フェブキソスタット) | キサンチンオキシダーゼを阻害し、尿酸の生成を抑える |
どちらも血清尿酸値を下げる薬ですが、同じ薬ではありません。
高尿酸血症には、尿酸が作られすぎるタイプ、尿酸をうまく排泄できないタイプ、両方が重なるタイプがあります。ユリスを使用するかどうかは、病型、腎機能、尿路結石の有無などを含めて判断されます。

ユリス錠の用法・用量|0.5mgから少しずつ増量
ユリス錠は、通常1日0.5mgから開始し、1日1回服用します。
その後は血清尿酸値を確認しながら、必要に応じて徐々に増量します。
| 時期の目安 | 1日量の例 |
|---|---|
| 開始時 | 0.5mgを1日1回 |
| 開始2週間以降 | 1mgを1日1回 |
| 開始6週間以降 | 2mgを1日1回 |
| 維持量 | 通常2mgを1日1回 |
| 最大量 | 4mgを1日1回 |
このように少量から始める理由は、尿酸値が急激に下がることで、かえって痛風発作が誘発されることがあるためです。
「効かせるために、最初から多めに」という薬ではありません。
開始後は尿酸値だけでなく、関節の痛みや腫れ、尿路結石を疑う症状、腎機能・肝機能などを確認しながら調整していきます。
なお、食事による薬の全身曝露量への大きな影響は示されておらず、添付文書上は食前・食後の指定はありません。処方されたタイミングで、毎日継続して服用することが大切です。
痛風発作が起きたとき、ユリスはどうする?
ここが、今回いちばん大切なポイントです。
発作中にユリスを新しく開始する場合
ユリスをまだ服用しておらず、痛風発作が起きている場合は、症状が治まるまでユリスを開始しません。
発作中に尿酸値を動かすと、痛風発作を悪化させるおそれがあるためです。
まずは痛風発作そのものを治療し、落ち着いてから尿酸降下療法を開始します。
ユリス服用中に発作が起きた場合
一方、すでにユリスを服用している途中で痛風発作が起きた場合は、原則として用量を変更せずに服用を継続します。
自己判断で中止したり、量を減らしたりするのではありません。
発作に対しては、症状に応じてコルヒチン、NSAIDs、副腎皮質ステロイドなどで治療します。
| 状況 | ユリスの扱い |
|---|---|
| ユリス開始前から痛風発作がある | 発作が治まるまで開始しない |
| ユリス服用中に痛風発作が起きた | 自己判断で中止・減量せず、原則継続 |
尿酸値が下がっているのに発作が起きると、「この薬が合わないのでは?」と不安になりますよね。
しかし、治療初期の発作は、尿酸値の変化によって関節にたまった尿酸塩結晶が動きやすくなることが一因と考えられています。
発作が起きたからといって、尿酸降下薬そのものを自己判断でやめないことが重要です。まず処方医へ相談しましょう。

ユリス錠の主な副作用
添付文書では、痛風関節炎が5%以上とされています。
そのほか、次のような副作用が記載されています。
- 関節炎、関節痛、四肢の不快感
- 軟便、下痢、悪心
- γ-GTP、ALT、ASTの上昇
- 腎結石、腎石灰沈着症
- 血清クレアチニン上昇、尿中アルブミン陽性など
- 発疹、かゆみ、倦怠感
とくに確認したいのは、治療初期の痛風発作、尿路結石を疑う症状、肝機能検査値の変化です。
尿路結石に注意|水分摂取が大切
ユリスは尿中への尿酸排泄を増やす薬です。
とくに治療初期は尿中の尿酸が増えるため、尿が酸性に傾いている場合には尿路結石ができやすくなる可能性があります。
添付文書では、予防のために水分摂取によって尿量を増やし、尿のアルカリ化を図ることが示されています。
ただし、心不全や腎機能などの理由で水分制限を受けている方もいます。「たくさん飲めばよい」と一律に考えず、主治医の指示に従ってください。
血尿、わき腹から背中にかけての強い痛み、尿が出にくいといった症状がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
また、尿路結石がある患者さんには、治療上やむを得ない場合を除いて投与しないこととされています。
肝機能検査も定期的に確認
ユリスそのものに重大な副作用としての肝障害が設定されているわけではありませんが、他の尿酸排泄促進薬で重篤な肝障害が報告されています。
そのため、ユリス服用中も定期的な肝機能検査が必要です。
倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が濃くなるなど、気になる症状がある場合は相談してください。
腎機能が低下している場合の注意点
ユリスは腎臓の近位尿細管で作用します。
重度の腎機能障害、具体的にはeGFR 30mL/min/1.73㎡未満では、腎機能低下に伴って効果が弱まる可能性があるため、添付文書では他剤による治療を考慮することとされています。
とくに乏尿・無尿では有効性が期待できず、投与を避ける必要があります。
「腎機能が悪くても必ず使えない」という単純な話ではありませんが、少なくとも腎機能の確認なしに漫然と使用する薬ではありません。
ユリス錠と併用薬|アスピリンにも注意
添付文書上、次の薬は併用注意です。
| 併用薬 | 注意する理由 |
|---|---|
| ピラジナミド | ユリスの尿酸排泄促進作用に拮抗し、効果が弱まる可能性 |
| サリチル酸製剤(アスピリンなど) | 尿酸排泄を抑え、ユリスの効果が弱まる可能性 |
アスピリンは解熱鎮痛目的だけでなく、抗血小板薬として少量で処方されることがあります。
併用注意は「絶対に一緒に飲めない」という意味ではありません。心筋梗塞や脳梗塞の再発予防などで必要なアスピリンを、自己判断で中止するのは危険です。
お薬手帳を活用し、処方薬だけでなく市販薬も含めて医師・薬剤師に伝えましょう。

薬局で確認したいポイント
ユリス錠が処方されたときは、次の点を確認しておきたいところです。
- 初回量が0.5mgから始まっているか
- 痛風発作が起きている最中の新規開始ではないか
- 服用開始後、関節の痛みや腫れが出ていないか
- 痛風発作を理由に自己中止していないか
- 水分摂取の制限がないか
- 尿路結石の既往や血尿、わき腹・背中の痛みがないか
- 腎機能、肝機能が確認されているか
- ピラジナミド、アスピリン、市販の鎮痛薬などを併用していないか
ユリスは1日1回で服用しやすい薬ですが、「尿酸値が下がれば終わり」という薬ではありません。
尿酸値を安定して管理し、関節に蓄積した尿酸塩結晶を少しずつ減らしていくには、治療の継続と定期的な検査が大切です。
まとめ|痛風発作が起きても自己判断で中止しない
ユリス錠(ドチヌラド)は、URAT1を選択的に阻害し、尿酸の再吸収を抑えて尿中排泄を促進する薬です。
- 選択的尿酸再吸収阻害薬(SURI)
- 通常は0.5mgを1日1回から開始
- 2週間以降に1mg、6週間以降に2mgなど、徐々に増量
- 通常の維持量は2mg、最大量は4mg
- 開始前から痛風発作がある場合は、治まるまで開始しない
- 服用中に発作が起きた場合は、自己判断で中止・減量せず原則継続
- 治療初期の痛風発作、尿路結石、肝機能・腎機能に注意
- ピラジナミドやアスピリンなどは併用確認が必要
「痛風発作が起きた=ユリスをやめる」ではありません。
新しく始める場面と、すでに服用している場面で対応が異なることを、患者さんと共有しておきたいですね。
よくある質問(FAQ)
ユリス錠は何の薬ですか?
痛風・高尿酸血症に使用する尿酸降下薬です。腎臓のURAT1を選択的に阻害し、尿酸が体内へ再吸収されるのを抑えて、尿中への排泄を促します。
ユリス錠は何mgから始めますか?
通常は0.5mgを1日1回から開始します。その後は血清尿酸値を確認しながら徐々に増量し、通常の維持量は2mg、最大量は4mgです。
ユリス錠は食前・食後のどちらに飲みますか?
添付文書上、食前・食後の指定はありません。処方された指示に従い、毎日決まったタイミングで継続してください。
ユリスを飲み始めて痛風発作が起きたら中止しますか?
すでに服用している途中で痛風発作が起きた場合は、原則として用量を変更せず継続します。自己判断で中止せず、処方医へ連絡してください。発作そのものはコルヒチン、NSAIDs、ステロイドなどで治療します。
痛風発作中にユリスを新しく始めてもよいですか?
開始しません。ユリス投与前から痛風発作がある場合は、症状が治まってから開始します。
ユリス錠では水を多く飲んだほうがよいですか?
尿路結石予防の観点から、適切な水分摂取と尿量の確保が重要です。ただし、心不全や腎機能低下などで水分制限がある方は、必ず主治医の指示に従ってください。
ユリス錠とアスピリンは一緒に飲めますか?
併用注意です。アスピリンが尿酸排泄を抑え、ユリスの効果を弱める可能性があります。ただし併用禁止ではなく、抗血小板療法として必要な場合もあります。自己判断で中止せず医師・薬剤師へ確認してください。
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薬剤師のしぐです。
今回は、富士薬品さんが創出した新薬ドチヌラド〈ユリス錠〉について!
す、すごい成分名。

今回のドチヌラド〈ユリス錠〉。ベンズブロマロン〈ユリノーム錠〉に次ぐ、2剤目の尿酸排泄促進薬という分類になります。
と言っても、ユリノーム錠の発売は2005.6とのこと。
なぜこの2剤目の発売に15年もかかったのか、、、
とりあえず、カンタンにまとめていきますね。
ドチヌラド〈ユリス錠〉の適応・効能効果
痛風・高尿酸血症
生活習慣病の1つ。
新人薬剤師さんなら、生活習慣病からお勉強していくのがおすすめですよね。
どの単科クリニックの門前薬局でも、99%生活習慣病のお薬は調剤します。
門前クリニックからであっても、他病院の処方箋持ち込みであっても。ほぼ間違いなく。
ちなみに、同類薬のベンズブロマロン〈ユリノーム錠〉は、地味に適応症が異なります。↓
次の場合の高尿酸血症の改善
・痛風 ・高尿酸血症を伴う高血圧症

ユリス錠の有効成分
有効成分は、ドチヌラド。
高尿酸血症の医薬品って、有効成分名に全く共通点がないと思いませんか?
- アロプリノール〈ザイロリック錠〉
- トピロキソスタット〈トピロリック錠・ウリアデック錠〉
- フェブキソスタット〈フェブリク錠〉
- ベンズブロマロン〈ユリノーム錠〉
- ブコローム〈パラミヂンカプセル〉
ドチヌラド〈ユリス錠〉の用法用量
通常、成人にはドチヌラドとして1日0.5mgより開始し、1日1回経口投与する。その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する。
維持量は通常1日1回2mgで、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回4mgとする。
ドチヌラド〈ユリス錠〉の用法及び用量に関連する使用上の注意
尿酸降下薬による治療初期には、血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発されることがあるので、本剤の投与は0.5mg1日1回から開始し、投与開始から2週間以降に1mg1日1回、投与開始から6週間以降に2mg1日1回投与とするなど、徐々に増量すること。なお、増量後は経過を十分に観察すること。

重要な基本的注意
- 本剤は尿酸降下薬であり、痛風関節炎(痛風発作)発現時に血中尿酸値を低下させると痛風関節炎(痛風発作)を増悪させるおそれがある。本剤投与前に痛風関節炎(痛風発作)が認められた場合は、症状がおさまるまで、本剤の投与を開始しないこと。
また、本剤投与中に痛風関節炎(痛風発作)が発現した場合には、本剤の用量を変更することなく投与を継続し、症状によりコルヒチン、非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ステロイド等を併用すること。 - 本剤の薬理作用により特に投与初期に尿酸排泄量が増大することから、尿が酸性の場合には、患者に尿路結石及びこれに由来する血尿、腎仙痛等の症状を起こす可能性があるので、これを防止するため、水分の摂取による尿量の増加及び尿のアルカリ化をはかること。なお、この場合には、患者の酸・塩基平衡に注意すること。
- 他の尿酸排泄促進薬において重篤な肝障害が報告されていることから、本剤投与中は、定期的に肝機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。
ドチヌラド〈ユリス錠〉の食事による影響
健康成人男性(12例)にドチヌラド4mgを摂食下で単回経口投与したとき、絶食下投与と比較してCmaxは僅かに減少、Tmaxは延長したが、AUC0-tは食事の影響を受けなかった。
食事の影響を受けないので、1日1回決められたタイミングで服用する。という処方になりそうですね。

ドチヌラド〈ユリス錠〉の作用機序
ドチヌラドは腎臓の近位尿細管における尿酸の再吸収に関与するトランスポーターであるURAT1を選択的に阻害することにより、糸球体でろ過された尿酸の尿中排泄を促進し、血中尿酸値を低下させる。
選択的尿酸再吸収阻害薬
(Selective Urate Reabsorption Inhibitor:SURI)です。
系統的には、ベンズブロマロン〈ユリノーム錠〉と同じ系統ですね
ドチヌラド〈ユリス錠〉の特徴
ドチヌラドは、既存のベンズブロマロン〈ユリノーム錠〉に次ぐ新規の尿酸排泄促進薬(選択的尿酸再吸収阻害薬)です。
血中から消化管や尿細管への分泌に関与する輸送体への作用は少なく、腎臓における尿酸の再吸収に関与するトランスポーターであるURAT1を選択的に強力に阻害することにより、糸球体で濾過された尿酸の尿中排泄を促進し、血中尿酸値を低下させる作用を持ちます。

また、ベンズブロマロンの肝障害の原因と考えられている、ミトコンドリア毒性や肝薬物代謝酵素CYP2C9阻害による薬物相互作用が少ないという特徴があります。
肝障害・薬物相互作用が少ないことが最大の特徴ですね。
ただ、「肝機能患者に投与する場合は慎重な経過観察を行うこと」の記載があります。
痛風・高尿酸血症患者を対象とした臨床試験は、後期第Ⅱ相試験までは富士薬品単独で、第Ⅲ相試験からは富士薬品と持田製薬が共同で実施。第Ⅲ相試験ではフェブキソスタット、ベンズブロマロンに対する非劣性などが検証されています。
ユリス錠の名称の由来
Urate(尿酸) + reduse(排泄) ユリス!!
シンプルでいて、新しいですね。いいネーミング!!
ドチヌラド〈ユリス錠〉の禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
のみです。
使いやすいね!
腎機能低下患者でも使用可能なフェブキソスタット〈フェブリク錠〉は、日本国内で最も使用されている高尿酸血症治療薬です。そんなフェブリク錠の1番のネックが併用禁忌。
フェブリク錠は、下記2剤との併用が禁忌になっています。
- メルカプトプリン〈ロイケリン散〉
- アザチオプリン〈イムラン錠、アザニン錠〉
イムラン錠やアザニン錠って、意外と普通に処方される医薬品。
これほどフェブリク錠の処方頻度が高いと、すごく、併用を見過ごしていないか不安になりますよね、、、。
ドチヌラド〈ユリス錠〉各規格の薬価
- ユリス錠0.5mg:30.0円/錠
- ユリス錠1mg:54.8円/錠
- ユリス錠2mg:100.2円/錠
参考までに、ユリノーム錠とそのGEの薬価がコチラです。
- ユリノーム錠25mg:12.6円/錠
- ベンズブロマロン錠25mg:5.9〜7.8円/錠
- ユリノーム錠50mg:18.8円/錠
- ベンズブロマロン錠50mg:6〜12.4円/錠
15年前のお薬ですからね、、、。やすい。
ユリス錠新薬処方日数制限解除へ!
ついにこのユリス錠も新薬の処方日数制限が解除となります!

処方日数制限解除:2021年5月1日
夏場は尿路結石の予防が特に重要!
尿路結石を予防するために、十分に水分をとりましょう。
水分摂取量の目安は、1日2〜2.5Lです。

ユリス錠の適応症である高尿酸血症とは
高尿酸血症は、血清尿酸値が7.0mg/dLを超えるものと定義されています。高尿酸血症が長期間持続すると関節滑膜に尿酸結晶が析出します
この結晶が何らかの原因で関節腔内に剥脱し、白血球が貧食することにより痛風性関節炎が生じます。
痛風性関節炎を繰り返したり痛風結節を認める症例では、生活指導など非薬物療法のみでは体内の尿酸蓄積を解消することは困難であり、体内の尿酸を降下させる薬物療法によって血清尿酸値を6.0mg/dL以下に維持することが望ましいとされています。
尿酸産生亢進型と尿酸排泄低下型に分けられ、多くの患者さんが「尿酸排泄低下型」です。が、実際に処方される薬剤は「尿酸生成抑制薬」が過半数を占めます。
実際日本で1番処方されている高尿酸血症治療薬はフェブキソスタット〈フェブリク錠〉です。
有病率は、30歳以上の成人男性で約30%と推定されています。
高尿酸血症において生活習慣で注意すること
高プリン食の取り過ぎに注意
- レバー
- 干物
- 白子
- 魚卵
プリン体は水に溶けやすいので、煮汁や茹で汁は捨てるなどの調理を工夫することで、プリン体の摂取を減らせます。
アルコール飲料の飲み過ぎに注意
アルコールは血清尿酸値を上げる作用があります。また、ビールなどプリン体を多く含むアルコール飲料は特に注意が必要です。
有酸素運動を継続的に行いましょう
有酸素運動により肥満やメタボリックシンドロームを改善することで、血清尿酸値を下げることが期待できます。汗をかいて、脱水にならないようにしっかり水分を摂取することを推奨しています。
今回はこんな感じですねー
自分の薬局では、高尿酸血症治療薬では圧倒的にフェブキソスタット〈フェブリク錠〉の処方が多いです。
抗がん剤や、抗結核薬の副作用による高尿酸血症も頻度が高いですよね。
意外と身近な医薬品である高尿酸血症のお薬。
復習しておく価値はあります。
ではではーしぐでしたっ


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