薬剤師のしぐです。
今回は、前回の「日医工の15品目自主回収」に続いて、日医工さん関連の内容です。
みなさん、オパルモンのGEはどちらのメーカーをご利用ですか??
処方頻度も高く、一包化も必然になります。さらに、6T分3毎食後90日分での処方も多いので一包化する錠数も多くなってしまいます。
そして、一包化に適したGEも限られていました。それが沢井製薬さんの「サワイ」のものと、富士製薬さんの「F」のもの。
そんな中に、自分の薬局での採用薬「日医工」さんの物も仲間入りします!!
その通知がこちら。
では、全自動錠剤分包機のプラウド のお話から紹介します。
全自動錠剤分包機:プラウドとは
以前もご紹介した通り、自分の薬局では「全自動錠剤分包機:プラウド 」を利用しています。分3毎食後90日分の一包化でも、一包あたりに10錠を超える薬剤が分包されていようとも、平気で20分もあれば余裕で完成させてくれる優れもの。
文明の力を感じるこのプラウドさん。一包化が1日10件前後くる薬局さんであれば間違いなく薬剤師1人分の働きはしてくれます。
今や、もうこのプラウドなしでの業務には戻れないですねー、、、
あの親指の痛み。痺れ、皮が厚くなる現象。
もう経験したくないです。
リマプロストに限らず、全自動錠剤分包機を使ってると感じる「バラ錠」の存在
そんなスーパーハイテクマシンのプラウドさんに対して薬剤師が行う業務の1つが「薬剤の充填・補充」です。
そう、この補充。バラ錠さまさま。
バラ錠がないものはヒートからプチプチ、、、。
補充さえしておけば、あっという間に一包化が完成するのに、、、
バラ錠さえあれば、あっという間に補充が終わるのに、、、。
そんなこんなで、バラ錠ってやっぱり必要なんですよね。
一包化できる薬剤で、バラ錠がないもの。よく処方されるのに、バラ錠がないもの。
いまだに悩まされてます。ゼチーア様。
GEだけでも、バラ錠。せつにもとむ。
リマプロストアルファデクス「日医工」の製剤改良。一包化可能に!
リマプロストアルファデクス「日医工」は今回の製品安定性改良のおかげで悪い紹介から一転、良い紹介になりました。
安定性向上によるバラ錠の販売。助かるよね。
でも、どうして、錠剤のサイズとデザインまで変更しちゃうんですか?
プラウドさんのカセット、作り直してもらわなきゃいけなくなる、、、。
このカセット、結構お高いんですよ。1カセットあたり、1万〜2万くらい。
まあ今後の一包化が楽になるのは間違いないのでさっさとユヤマさんに依頼しますが、、、。
リマプロストアルファデクス「日医工」PTPシート
PTPシート。ここも、変わります。
なんだか、少し、安っちく、、、いや、気のせいかな。
改良品の出荷時期
製品名 | 包装規格 | 出荷開始時期 |
リマプロストアルファデクス錠5μg「日医工」 | PTP210錠 PTP1050錠 バラ100錠 バラ500錠 | 2020年4月中旬 |
もうすでに出回っていますね。自分の薬局でもヒート品、プラウド内のバラ錠ともに改良後の製剤に切り替わっています。
ちなみに、バラ錠の包装がコチラ。
やっぱり、安っちくない??ジェネリックっぽい感。
大丈夫???
リマプロストアルファデクス「日医工」製剤改良のまとめ
まとめると、こんな感じ
- 安定性改善により、一包化可能に!
- 一包化可能ついでにバラ錠も発売決定!!
- サイズ、デザインも変更
- ヒート、包装も変更。少しだけ、チープに。
- 日医工さんの企業努力で、調剤時間短縮へ
何事も、改良を重ねてよりよいものを作り上げていく。大事なことですよね。
薬局業務にしろ、ブログにしろ、PDCA回してどんどん改善していきましょう!!
リマプロストアルファデクスのA Gは日医工ですが。ご存知?
そう、今回紹介したリマプロストアルファデクス「日医工」。実は、オパルモンのAGだということ、知ってましたか??
自分は比較的最近知りました。そのお知らせがコチラ。
急に、こんなアピール?前から言ってましたっね??コレ。初耳だったけど、、、たまたま自分が知らないだけだったのかな??
謎は深まりますが、、、
とりあえず、オパルモンのAGは、リマプロストアルファデクス「日医工」ってこと!!
ではではーしぐでしたっ
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