MS温シップの包装変更|その理由は?見た目以上に大事な「環境配慮」と「わかりやすさ」

スポンサーリンク

こんばんは。薬剤師のしぐです。

「医薬品の包装変更」

案内はしょっちゅう届くけど、つい「ふーん」で流してしまうことも多いですよね。なんなら、また返品対策のために、JANコードの場所を少しずらしただけか、、、とか。
でも今回のMS温シップの包装変更は、ただ見た目が変わるだけの話ではありませんでした。

案内を見ていて感じたのは、今回の変更にはちゃんと理由があること。
しかもその理由が、環境への配慮使う人にとってのわかりやすさという、かなり今っぽくて大事なテーマを感じるとることができました。  

今回は、MS温シップの包装変更について、
とくに**「なぜ変わるのか」**を中心に、薬局目線もまじえながらまとめてみます。


MS温シップの包装変更|その理由

包装変更、いちばんの理由は「環境配慮」

今回の案内でまず目に入るのが、
環境保護とCO₂削減を目的として包装仕様を変更するという点です。
MS温シップでは、内袋の素材が上質紙からクラフト紙に変更されると案内されています。 

こういう包装変更って、見た目だけだと「雰囲気変わったな」で終わりがちなんですが、
今回はかなり明確に、環境負荷を減らすための変更であることが打ち出されています。  

しかも資料では、変更によって
紙の使用量を21.9%削減
CO₂排出量を7%削減できると説明されています。 

ここまで数値で示されると、
「エコを意識しました」くらいの話ではなくて、
実際に意味のある見直しなんだなと伝わってきます。


■ ただのエコ包装ではなく、「使う人へのやさしさ」もある

今回の変更理由は、環境面だけではありません。
案内には、視認性に配慮したデザイン変更も含まれていることが記載されています。 

さらに資料では、
色や線、枠の使い方を工夫し、
多くの方が識別しやすいデザインにしたことも説明されています。
UD(ユニバーサルデザイン)フォントの使用についても触れられています。 

このあたり、すごく大事なんですよね。

湿布やパップ剤って、毎日使う人も多いし、
高齢の患者さんやご家族が管理することも少なくありません。
そうなると、
「文字が見やすいか」
「前と比べて何が変わったのかわかるか」
「似た製品と区別しやすいか」
みたいなところが、想像以上に大事になります。

つまり今回の包装変更は、
環境にやさしくするだけでなく、人にもやさしくする変更なんだと思います。  


■ 20g製品ではチャック付きに。細かいけど、うれしい変更

MS温シップ20gでは、
上部にチャックをつける仕様変更も案内されています。
これに伴って、内袋サイズも変更になります。 

これ、地味にいい変更だと思うんです。

パップ剤って、開封後の保管がちょっとあいまいになりやすいですよね。
折って戻したり、輪ゴムでとめたり、
なんとなく閉じたつもりで置いていたり。

チャックがつくことで、
開封後の扱いやすさはかなり上がりそうです。
案内上のメイン理由は環境や視認性ですが、
こういう使い勝手の改善も、実際にはありがたいポイントです。  

一方で、40g製品にはチャックはつかず、
開封後は袋の口を二重に折り曲げて保管するよう案内
されています。
同じMS温シップでも規格によって違いがあるので、
窓口で伝えるときにはここもひとこと添えると親切そうです。 


■ 「包装変更品」と表示されるのは、患者さん対応でも大事

今回の資料では、当面の間、
内袋表面ラベルに**「包装変更品」**と記載することも案内されています。 

これも、実はかなり大事。

薬局では、見た目が変わるだけで
「これ前のと違う薬ですか?」
「中身は同じなんですか?」
という質問につながることがよくあります。

特に外用剤は、
箱よりも中の袋の見た目で覚えている患者さんも多いです。
だからこそ、「包装変更品」という表示があるだけで、
患者さん側も変化を受け入れやすくなりますし、
薬局側も説明のきっかけをつくりやすくなります。  


■ 包装変更は“中身が変わらないから説明不要”ではない

薬剤師として感じるのは、
こういう変更って、中身が変わらないからこそ説明が必要なこともある、ということです。

成分も効果も同じ。
でも見た目が変わる。
このズレが、患者さんにとっては不安のもとになります。

だから今回のような変更では、

  • 中身は同じで、包装だけ変わっています
  • 環境配慮のために紙質が変わっています
  • 見やすさも意識したデザイン変更です
  • 20gはチャック付きになっています

こういったポイントを、必要に応じて短く伝えるだけでも、
安心感はかなり違うはずです。
資料にも、環境配慮と視認性への配慮、20g製品のチャック追加などが変更点として明記されています。 


■ 対象製品と出荷時期も確認しておきたい

案内では、対象製品はMS温シップ「タイホウ」20g・40gです。
また、包装規格ごとに出荷時期の目安も記載されていて、

  • 20g×5×100は2026年4月
  • 20g×5×50は2026年7月
  • 20g×5×10は2026年5月
  • 40g×5×50は2026年7月

とされています。
ただし、資料には出荷時期は変動する場合があるとも書かれています。 

実際の現場では、旧包装と新包装がしばらく混在する時期もありそうなので、
問い合わせ対応や在庫確認のときには、このあたりも意識しておくとよさそうです。  


【まとめ】今回の包装変更は、“見た目変更”以上の意味がある

MS温シップの今回の包装変更は、
ただ袋のデザインを新しくした、という話ではありません。

中心にあるのは、

  • 環境保護とCO₂削減
  • 紙使用量の削減
  • 視認性・識別性の向上
  • 一部規格での使い勝手改善

このあたりです。 

医薬品そのものの成分や効能効果は変わらなくても、
包装は、患者さんの安心感や使いやすさにしっかり影響します。

だからこそ今回の変更は、
単なるリニューアルとして見るより、
**「環境にも人にも配慮した見直し」**として受け取るほうがしっくりきます。

こういう包装変更の案内って、つい事務的に見てしまいがちだけど、
よく読むと、その会社が何を大事にしているかが見えてくる。
今回のMS温シップの変更は、まさにそんな案内だったなと思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました